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スティーブ・ヴァイ語録 @EVO Experience Tokyo

8月1日、ヴァイ先生の赤坂ブリッツ公演でのEVO Experienceについて、先週はサイン&フォトセッションのエピソードを書きましたが、その前のQ&Aセッションから、ヴァイ先生語録をお届けします。

ステージに背を向けて机に座るヴァイ先生と向き合う形でQAセッションは行われました。東京EVOは参加人数が最大の30名だそうで、時間の制約もあり、挙手で何名かの質問を受付、それにヴァイ先生が答えていく形式でした。

ここで印象深かったのは、1を聞くとヴァイ先生が10返してくれるところでした。ゆっくりと言葉を選んで明瞭な発音で話してくれるところもありがたい。そんなヴァイ先生の濃密なトークから一部をご紹介。
薄れていく記憶だけで書いているので、実際のお言葉とはズレがあると思います。大意だけとってください。

先生の人生哲学を拝聴した感じです。
それにしても、ヴァイ先生が言うことはいちいちカッコイイわ。

ヴァイ語録

・私はザッパから独立心を持つこと、人に利用されないことを学んだ。

・何かを成すのは自分自身だ。天が叶えてくれることも、誰かがあなたのためにやってくれることもない。

・私は4歳で音楽に出会ってから、これで自分のクリエイティビティを発揮することが、生涯の仕事だと信じている。

・私は音楽のためにあらゆる努力を惜しまず、突き進んだ。そうすることで自ずと道が開けてきた。デイヴ・リー・ロス・バンドもホワイトスネイクもクロスロードの映画出演も、オファーは向こうからやってきた。

・Passion & Warfareを作ったとき、(あの時代にインスト作品を作るなんて)私のキャリアはもうお仕舞だと思った。ロック・スターではなくなると覚悟していた。それでも私は自分の中から生まれる音楽を表現したあの作品を作りたかった。自分のやりたいことをやりとおした結果、成功が向こうからやってきた。

・自分が熱中できるもの、楽しいもの、それでいて人より得意なことに打ちこむことだ。
それは楽器でも、絵でも、文章を書くことでも、計算することでも、料理することでも何でもいい。その何かを突き詰めることで新たな道が開けるだろう。

・私の人生には成功と同時にもちろん手痛い失敗もある。成功と同様に失敗の経験も含めてあらゆる経験が今の自分を形作ったのだ。
だから過去の自分の人生を変える必要などどこにもない。
16歳だった自分に今の私から手紙を送ることができたとしても、どうして「あれはするな、これに気をつけろ」などと脅かすことができるだろうか。
「その調子で行け (You're doing just fine.)」それで十分だ。

オマケの動画はこちら。大阪EVOに参加された方の動画です。
大阪ではUltra Zoneのギターも至近距離で公開されていたんですね。見たかった!!
サウンドチェック時、ヴァイ先生のお召し物はもちろん男山Tシャツですよ!!!