更新は久しぶりです。このニュースでPCの前に座る気持ちになりました。
遂にこの日が来ました。カヴァ様が引退を発表。
「50年以上に及ぶ素晴らしい旅路を経て、Deep Purple, Whitesnake, Jimmy Page との活動、この数年は自分でも時期が来たというのは明白だったよ、私の中のロックンロール・シューズとタイトジーンズのプラットフォームを終える時が来たのだ」
おおかた予期していたものの、ご本人の投稿を見ると1つの時代が終わったようで寂しい気持ちになります。
何度も来日してくれた Whitesnake のコンサートを思い出してはその瞬間の自分が遠くなった気持ちになる。ああ、楽しい時間だったなぁ。
思い起こせば、コロナ禍直前に Whitesnake の日本ツアーはキャンセルとなり、カヴァ様は過去音源のリミックスとボックスセット制作を始め、スタジオに籠っていた様子でした。
膝や喉の調子もあって、「ツアーからは引退する」宣言も出ていました。
2022年にはフェアウェル・ツアーを欧州で開始。ツアー引退前に全世界のファンへ最後のコンサートを届ける予定だったのだと思いますが、そのツアーではメンバーやカヴァ様本人が病にかかり、残りの日程を全キャンセルしました。
この時は大変だったのだろうとお察しします。ご自身の健康だけでなく、ツアーキャンセルによる損失も莫大だったのでは。
結果的に最後のカヴァ様コンサートとなった2022年6月23日の Hellfest でヴァイ先生とのリユニオンが叶ったというのは、もう本当に奇蹟の1夜でした。(泣)
それから3年余り、遂に決断されたんだなと。
カヴァ様が引退しても Whitesnake は残りのメンバーで継続するというフランチャイズ運営も可能なのではないかと勝手に思ったこともありましたが、蛇の頭を欠いた運営は無理ですよね…
例えば Foreigner はミック・ジョーンズが引退してもフランチャイズ運営できそうな気がします。
ここで幕引きしたことで、カヴァ様は Whitesnake の遺産を守り、正統性を保ったまま永遠に人々の記憶に残すことができるのだろうなぁ。
名曲の数々、ロック界きってのセクシーなボーカル、才能発掘の腕前、どれも突出していました。
日本で何度かライブを観たあの興奮は良い思い出になりました。
惜しまれてならないのは、最後の来日予定がキャンセルされてしまったこと。最後にもう一度、Whitesnake のライブを観たかった。
Whitesnake 在籍最長メンバーのレブ・ビーチがカヴァ様の引退にメッセージを贈っていました。その中からカヴァ様を語った一部を紹介します。
「デヴィッドにとって全てのコンサートは最重要事項だった。ある時は凍えるほど寒い野外公演だったのを覚えている。強風と凍える雨は俺には耐えられないものだった。しかしデヴィッドのパフォーマンスはまるでそんなのは無いかの如くだった。これほどの高度な集中力とショウマンシップ、そして聴衆をロックさせる強い意思の組み合わせを俺は見たことがない。俺が目撃した中で最も偉大な才能であり、ましてそこに俺が参加できたとは」
カヴァ様のショウマンシップはさすがでしたね。
ありがとう、長い間お疲れ様でした。
