ジャック・ガーディナーのことは数年前からyoutube等で見かけて時折チェックしていました。ヴァイ先生にも影響を受けているUKのギタリストで、Ibanez のエンドーサー。近年はAZを弾いているぽい。
ニューアルバム『金継ぎ』にはツアーにも参加したヘンリク・リンダーの他にも、コリー・ウォン、マテオ・マンクーソ、アンディ・ティモンズまで参加ということで、モダン・ギターヒーロー揃ってるわ、これは要チェック!と思っていたら、来日決まってまさかの名古屋公演まである!
この会場は2017年に Cosmosquad を観て以来でした!こんな小さな箱で凄腕ギターインストを再び鑑賞できるとは感慨深い。
最初に登場したのは鍵盤のロブ、大きな体の髭顔で「くまもん」のヘアバンドをしている時点で、その愛嬌に好感度爆上がり。ドラムのポーターは西海岸出身の元気そうな若者。
今日のお目当ての一人のヘンリクは24年に観た Choppers Revolution 以来です。ピンク色ボディのでかい6弦ベースを手に彼らしいストリートファッションで登場。以前に見かけた「ハードオフ」ストラップではなかった。(笑)
最後に登場したジャックは小柄で細身のお兄さんでした。笑顔からの弾き倒し。
爽やかでクリアなギタートーンがとても心地よい。今時らしいアンプを使わないシンプルな足元で、ジャックの音は艶やかでいい感じ。
ベースはもちろんのこと、バンドそれぞれが高いミュージシャンシップでワクワクする演奏。
2曲ほどプレイすると、翻訳してもらった日本語の挨拶をスマホを横目で見ながらスピーチしてくれました。名古屋愛まで語ってくれるのだから、相当な親日派。
そう言えば、この前見たリック・ビアトさんとジャックの対談番組で「いつか日本に移住するのが夢」って言ってたなぁ。
ジャックの話声は低音でとても良い響き。将来は歌うか、オーディオブックを読んで欲しい。
"Sunglass" はいい曲でアルバムの中でも気に入っています。
アンディ・ティモンズがソロを弾くパートはヘンリクが弾くとのことで、ベースでどんな風に調理するのだろうと期待。
ところがそのパートでヘンリクが弾き始めるとハウリングが起きて彼が顔をしかめていました。ジャズテイストのソロだったけど、ちょっと音が聞こえにくくて残念。ライブだから色々あるよねぇ。
こちらがアンディが登場する曲のMV
"Eightfold Fence" は名古屋の能楽堂で撮影したMVだそうで、それに協力してくれた方にジャックがステージから感謝していました。その撮影で名古屋のこと好きになって、興行的には厳しそうなのに名古屋ライブしてくれたのかな。ぜひまた来てください。
ヘンリク以外のバンドは退場して、鍵盤のロブの時間。彼も日本に6回来ていて、かなりの親日家の様子。自分で先日アルバム『仲間』も出しているそうで、一緒にツアーしようと誘ってくれたジャックに感謝していました。エレピで彼の曲を弾き始めたのですが、"Chiba" だそうで、千葉県?演奏は静かで美しいピアノ曲でした。
ニューアルバムの曲をメインに演奏が進んでいましたが、ライブでは数回ほどジャズ・フュージョンのジャムセッションのようになるシーンがあり、ライブこそのお楽しみでした。
上原ひろみちゃんのカバーをギターで聴くというのも新鮮。ひたすらメロディックで情感たっぷり。
ジャックはテクニカルなプレイもするし、リズム系プレイでベースと呼応するし、メロディックにギターを歌わせることもするし、守備範囲広い。
"Mugen" も名古屋でMV録ったそうな。清須城と能楽堂らしいよ。もう名古屋に住んじゃいなよ。戦国時代好きにはたまらん地域でしょw
アンコール含め約100分の上質なギター・フュージョンをたっぷり楽しめる時間でした。Caciopeaのカバーも聴けちゃったよ。良いライブでした。マタネ!
本日のセットリスト (多分)
01. Shibuya Meltdown
02. Taxman
03. Moon Over Mango
04. Matterhorn
05. Sunglass
06. Glitter
07. Eightfold Fence
08. Action Boyz
09. Chiba (Rob Araujo song)
10. The Snow Job
11. First Train Home
12. Place To Be (Hiromi Uehara cover)
13. Iki
14. Mugen
15. U.T.F.F.
16. Mata Ne
encore
17. Fan Boy
18. Asayake (Caciopea cover)
19. Spark It
