11月10日(現地時間)にロサンゼルスで行われた BEAT ライブが有料でライブストリーミングされました。お値段は日本円で4千円弱とまあまあしますが、当日から7日間はアーカイブを何度でも視聴可能。(間もなく終了ですので、皆さんお早めに!)
マルチカメラを使用したプロショットで、サウンドのミックスはグラミー賞やエミー賞の受賞歴もあるボブ・クリアマウンテン氏が担当したそう。
私はライブストリーミングで視聴したのですが、不要に感じたチャット画面を閉じて、Apple TV 経由でスピーカー再生したところ、画質も音も満足なクオリティでした。
私はファン撮影動画で何回かこのライブをチェックしてはいましたが、プロショットで専用にミックスされたものは全然違いますね、後日これが映像作品として発売されるのかも知れませんが、バンドがツアー中の今見ることができて大満足です。
ステージにメンバーが登場してスタート。
先生は先月くらいから投入したグレースーツ姿(この日は着なかったですが、色違いの赤いスーツもインパクト大です)、お手製ペイントのPIA、Ivyaを演奏していました。このツアーではこれがメインギターになっています。(Ivya にはシールドが2本挿されていたのですが、何だろう?)
ライブ中盤では、先生のギター写真集『Wire And Wood』のウルトラ・エディションにのみ封入される世界限定14本の Jem 77WFP (White Floral Pattern)を弾いているところを初めて観ました!このツアーで使う予定だったものですが、準備が整わずに少し前から使用され始めた模様です。
それからもう1本、ストラトタイプの黒ボディJemも1曲で使用されました。
私は King Crimson に疎いので、オリジナルと比較してどうだという話はできないのですが、このストリーミングを観て、先生がとてもこのバンドにフィットしているのを感じました。音楽が知的で職人的技の高みや実験的先鋭さや面白さもあって、ザッパ風味も感じる。
原曲に忠実に弾いているところはあるのでしょうが、先生のサウンドで、ソロではしっかり先生らしさが満載で、エイドリアンとの相性も良く、トミーも加わっての弦楽三重奏なんて変態すぎて異次元音楽空間でした。(賛辞です)
セットは二部構成のため、一部終了後の休憩タイム20分ほどの間にメンバーが揃ってのインタビュー映像をながしてくれました。既にこのブログでも書きましたが、BEAT 結成の経緯や各メンバーの想いなどのお話。
セトリは初回公演からほぼ変更していないようです。(過去記事参照)
BEAT は来年あたりに来日してくれないかな?今回の素材でライブCDや映像作品の発売もありそうですね。
一方で『G3 Reunion Live』が1月31日に発売されます。CDは2枚組で、LPのようにツアー写真集が付属するのかは不明。日本盤がでるのかも早く知りたいですね。
今のところ、このライブアルバムからは下の "Crossroads" とヴァイ先生の "Zeus In Chains" が先行リリースされています。
G3もライブで観たいんだな~。来日お願い。