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スティーブ・ヴァイ 蔵出しオークションとバイカー音楽アルバム『VAI/GASH』

蔵出しオークション

今年の前半から折に触れてヴァイ先生が話していたオークションが11月12日(現地時間)に行われます。

NYを拠点とする Julien's Auctions が行っている一連の「ロック・アイコン」のチャリティ・オークションの一環で、収益の一部はメンタルヘルスの認知活動を行っている団体に寄付されます。

このオークションへ出品のオファーを受けて、先生は倉庫をさらえて、かなり昔の物から近年までの様々なアイテムを掘り起こして出品しました。

出品されたアイテムはこちらのデジタル・カタログで見ることができます。

今回の出品の主要アイテムはヴァイ先生オークションのプレスリリースにあるように、次のようなもの。

・Experience Hendrix 2011ツアーで使用した特別ペイントJEM "Sofia"
フランク・ザッパ "Black Page" の先生手書き譜面
・JEMプロトタイプ/ JEMINI プロトタイプ
・スタジオ機材
・オリジナル『Flex-able』カバーアート
・ステージ衣装
・ソロアルバム制作時のスタジオノート

300ほどある出品は、かなりディープなアイテムばかり。ギターはさすがにヴァイ・フリークが熱望するような愛器は出品されていない様子ですが、機材その他も思い切って断捨離したようです。

そんな中で笑ってしまうようなアイテムも。

・運転免許試験に不合格した書類
・高校時代にアイスクリームの移動販売のバイトをした時の注文シート
・80年代の使用済みカレンダー
ジョー・サトリアーニから購入した人生初の本物のアンプ(Fender Bandmaster)の購入時書類(サッチのサイン入り)

先生の物持ちの良さは有名ですが、そんな書類まで!(笑)この件については8月に先生がSNSに投稿していました。

 
 
 
 
 
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「この写真は私が13か14歳の頃、高校のダンスパーティで撮られたものだ。人前でプレイした最初のショウだったよ!ギターは当時持っていた Unibox製のレスポールで、後ろの Fender Bandmaster アンプは私の最初の本物のアンプだ。キャビネットジョー・サトリアーニから買ったもので、奇遇なことに Julien's Auction への出品のために倉庫を探っていたら、このアンプのジョーの手書き領収書が出てきた!」

ヴァイ先生の出品したオークションは現地時間の11月12日午前10時から、ライブ・オークションとオンライン・オークションの並行で開催されます。

事前にオンラインで入札できるのですが、当日ガンガン値段が上がりそうで、全く落札できる気がしません。

そんなときには、今回のオークション・カタログが記念に良いかも。一冊$50で送料が$25だそうですが、立派なカラー印刷もの。

過去記事で先生が今回のオークションについて言及していた記事はこちら

staytogether.hateblo.jp

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イカー音楽アルバム

ヴァイ先生が以前から時折話していた、30年程前に制作したバイカー音楽アルバムが遂にリリースされることになりました。

『VAI/GASH』は世界ではMascot Label から2023年1月27日、日本では Sony Music から1月25日に発売されます。

リリースに至る詳細情報はこちらのYG誌サイトが詳しいです。

youngguitar.jp

『SEX AND RELIGION』制作の頃にこんな音楽も作っていたとは、なかなかの衝撃。公開されたシングル "In The Wind" は70年代ぽいストレートなロックで、ヴァイ先生の別の面が垣間見れます。

 

蔵出し音源の時を経たリリースといえば、私はヴァイ先生とサッチの共通点を真っ先に思い浮かべました。

『VAI/GASH』とサッチが2019年にリリースした『Squares』共通点
・レコーディングから30年余り経ってからのリリース
・現在良く知られている両者の音楽性とは異なる
・シンガーは故人

今回のリリースに至るまで、両者それぞれに様々な想いがあったのだろうなぁと想像します。

サッチは以下の過去記事でアルバムのリリースの理由をこう語っていました。

「これは私たちの努力の結晶であり、アンディがどんなに優れたシンガーだったか、カリスマ性があったか、私たちが何をやろうとしていたかを人々に知ってもらいたいんだ」

きっとヴァイ先生も『VAI/GASH』をリリースする気持ちはサッチに近いものがあるのではないかな。

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