Stay Together

Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

ROCK OF AGES で盛り上がりたい!

2012年最初のブログ更新となります。今年もよろしくお願いします。
初ネタは何にしようかと考えましたが、今年の6月に全米公開されるミュージカル映画ROCK OF AGESで。昨年は日本版のキャストで上演もされました。

最近は映画がミュージカルになったり、その逆となったりしますし、特定のアーティストの音楽をミュージカルにした作品というのも色々あります。
楽曲からミュージカルになったものを挙げてみると、ビリー・ジョエルの楽曲を集めた"ムービン・アウト"、ABBAの"マンマ・ミーア"、クイーンの"ウィー・ウィル・ロック・ユー"、グリーン・デイの"アメリカン・イディオット"などがあります。

"ロック・オブ・エイジス"は80年代後半のロックミュージックで構成されており、2006年のLA公演から人気が出て、ブロードウェイに進出、全米ツアー、ロンドン進出、その他各国でも上演されてきましたので、Glee人気の高さなどから、「今ならいける!」ってことで映画化されたのかも知れません。

映画版のキャストを見ると、トム・クルーズアレック・ボールドウィンポール・ジアマッティキャサリン・ゼタ=ジョーンズとのことなので、かなりお金も力も入ってそうな感じです。
原作がミュージカルなのでストーリーはいたって単純な青春物語ですが、あとはどれくらい映像と音で見せてくれるかというところです。(楽しみなような、心配なような)

ミュージカルの場合は生の舞台なので、ストーリーが単純でも、役者の歌とバンドの演奏、臨場感で十分に盛り上がれるのですが、("ウィー・ウィル・ロック・ユー"は正にそんな感じでした)映画ではどうなるのでしょう。
本作の売りの音楽はジャーニー、ボン・ジョヴィ、ポイズン、ヨーロッパ、ホワイトスネイクデフ・レパードといったバンドの名曲が一同に会すところにあるのですが、映画版ではミュージカル同様にキャストが歌うのでしょうか。トムちんあたりは吹き替えと想像しますが。。。

ま、映画の出来がどうなるかは分かりませんが、音楽ファンとしては、これを機にロックが再び脚光を浴びたらいいなぁ、と期待してます。何しろ、今のアメリカってロックが厳冬の時代ですから。映画となれば舞台と違って大衆層への影響は物凄く大きいはず。だって、ミュージカルのチケットは安い席でも70ドル位からで大都市でしか公演もないので、大抵の人には縁のない代物。映画となれば、数ドルで誰でも見れて、後にはDVDやケーブルTVにも流れる訳ですから、市場規模がぜんぜん違いますもん。

映画をきっかけにロック脚光の年になることを祈っています。