Stay Together

Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

Steve Vai

スティーブ・ヴァイ BEATツアーに向け、ロバート・フリップから受けた支援と知恵と導き

9月20日、BEATツアー中のヴァイ先生が長文をSNSで投稿していました。こんな風にツアーについての想いを長文で語るほどに先生の中で充実感や興奮が高まっているのだと思います。 今週はその投稿を和訳してみました。 ========== (大きく口を開け、歯を見せ…

King Crimson を演奏する BEAT ツアーがスタート!

ヴァイ先生が、エイドリアン・ブリュー、トニー・レヴィン、ダニー・ケアリーと組んだ BEAT ツアーが遂に9月12日、カリフォルニア州のサンノゼからスタートしました! いやー、先生がバンドの一員としてフロントマンの横で弾いているのを見るのって何十年ぶ…

スティーブ・ヴァイ BEAT を語る Part 3「おかげで実験してみたいテクニック、聴いたことのないコードのアイデアをもらった」

この秋の BEATツアー、King Crimson のメンバーについて、ヴァイ先生がインタビューで語ったことのまとめ続きです。 先生がトニーやロバートについて、またツアーの今後について語っています。先生からは King Crimson の音楽に向き合う興奮や喜びが始終伝わ…

スティーブ・ヴァイ BEAT を語る Part 2「優れたドラマーというのはグルーヴを取り出して動かせるものなんだ」

この秋に予定されている BEAT ツアー、King Crimson の音楽について、ヴァイ先生インタビューでの語り続きです。 先生がドラマーについて深く語っているのは珍しいし、お話も興味深かったです。 それにしても先生の口から名前の挙がるドラマーの強烈なこと!…

スティーブ・ヴァイ BEAT を語る Part 1 「複雑な音楽でありながら聴きやすく、複雑であるがための音楽ではない」

この秋に予定されているBEATツアー、King Crimson の音楽について、ヴァイ先生がインタビューに応えました。 インタビュアーの方はファンによって制作された『King Crimson The Discipline Era Transcription』採譜原稿のプルーフリーディングを担当した方の…

Satch/Vai 対談 「身体的困難があっても可能な範囲内で無限の探求は可能だ」

大好評のうちに Satch/Vaiツアーが今週終わりました。この夏はサッチがサミーと共にツアーに出て、サミーの代表曲や Van Halen の楽曲を演奏します。この秋にはヴァイ先生が BEAT ツアーで King Crimson の楽曲を演奏します。 けれど、Satch/Vaiツアーはその…

サッチ/ヴァイ 「今が完璧なタイミングだ」

現在2人でツアー中のサッチ/ヴァイが揃ってインタビュー動画に登場しました。くつろいで楽しそうな雰囲気の2人の会話のうち、興味深かった部分をまとめてみました。 ============ ―長いキャリアで多くのことを成し得た今、プレイすることでどう楽しみや閃…

スティーブ・ヴァイ この秋 BEAT に参加して King Crimson を演奏!

以前のインタビューでヴァイ先生がこの秋に「あるバンド」に参加するという話をしていましたが、そのバンドが80年代の King Crimson を演奏する BEAT であること、そしてこの秋のツアーが発表されました。 先生が話していた前振りのインタビューはこちら sta…

Satch/Vai ツアー始まる!初の共作曲もリリース!

3月22日(現地時間)から遂に初の Satch/Vai ツアーが始まりました!そこでは初の共作曲 "The Sea of Emotion, Pt.1" がライブでお披露目されましたが、29日には曲のMVも公開されました! "The Sea of Emotion, Pt.1" は2人がティーンの頃に何度も訪れては…

スティーブ・ヴァイ 人生初の録音を含むサッチとの共作新曲

今週はG3ツアー出発の1週間前に行われた先生のインタビューです。 Satch/Vai ツアー向けの新曲や先生が秋に参加するバンドについて興味深い話が聞けます。その辺りの概要をまとめました。 =========== 今は何をしていますか? 忙しいのは良いことさ。ジョー…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 6 アナログのマスターテープ復元からデジタルへ

『Flex-Able』ライナーノーツの最終回です。 先生の中で、自分の過去作品を最新の機器で可能な限り高音質にして再リリースするというプロジェクトが今後進むのかも知れません。 =========== 36th Anniversary Mastering Update CDを製造するため、アナログの…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 5『Flex-Able』の売上拡大

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツ続きです。 『Flex-Able』の販売は予想を大きく上回り、米国でも更には欧州でも軌道に乗ります。自分の楽しみで制作したアルバムは、権利を保持したまま販売に漕ぎつけたことで、後々に収益を生み、次の創作活…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 4『Flex-Able』の誕生

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツの続きです。 完成したLPを手にしたヴァイ先生は、次にそれを販売する方法を考えます。そして一般的なレーベルとの契約に納得がいかず、独自の方法を模索します。先生のビジネス脳が常識を打ち破る! =========…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 3 SyVy Music の設立

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツの続きです。 楽しい録音の日々のうち、自分のレコードを出版する夢を思い付いた先生、今のようなインターネットの情報源の無い時代に電話帳1つから情報収集に乗り出します。そして遂には自分の出版社となる S…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 2  Stucco Blue Studio の建設

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツの和訳続きです。 ヴァイ先生はザッパとの仕事で得たお金を元手に住宅を購入し、様々な同居人を迎え入れ、第2のスタジオを手造りします。 ========== Stucco Blue Studio, Sylmar CA ハリウッドでフランクの仕…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 1 SyVy Studio の誕生

2021年の『Flex-able 36th Anniversary』は現在のところ、輸入盤しか発売されていないので、分厚い先生書下ろしのライナーノーツが気になっているファンも多いかも知れません。 先生にとってこの作品に立ち返り、リマスターして当時の音と記憶に浸ることは感…

スティーブ・ヴァイ 90年代の手書きスコアや仕事メモ等

今年のヴァイ先生日本公演時に行われた有料イベント Evo Experience ではコアなヴァイ・ファンの方々に会うことができました。その時に私が持参してご興味のある方に見て頂いた、ヴァイ先生直筆の書類等があります。 これらはヴァイ先生がチャリティーオーク…

Satch-Vai Tour 発表!2024年春、北米ツアー開始!

何ということでしょう!一番観たいやつが来た! サッチとヴァイ先生のツアーが発表されました。2024年3月22日~5月8日までの日程が決定していますが、ツアー日程を見ると、東海岸から中部あたりまでとなっています。これは更に西海岸の追加くる? そこで…

スティーブ・ヴァイ 「自分の人生経験を豊かにすることを見出す」

あっという間に日本公演を終えて、ヴァイ先生の Inviolate tour は11月からオーストラリア・ツアーで、この先12月にはインド・ツアーが待機しています。世界中を周る今回のツアーでは先生をまだ様々な体験が待っていそう。 今回の中国ツアーは先生のこれまで…

スティーブ・ヴァイ ライブ@ Zepp Namba 10.16.2023 ソロでは9年振り来日!「家族として音楽を称えよう!」

ヴァイ先生のライブから2週間余りが過ぎましたが、まだ夢見心地で頭の整理が付かない状況です。それでも記憶の断片を繋ぎ合わせてライブレポを書いて記録を残してみます。 =================== 暗転したステージの背景スクリーンに浮かび上がるVAIロゴ、イ…

スティーブ・ヴァイ Part 2 「革新とは実のところ集団による成果なのだ」

いよいよ、週末明けの月曜日からヴァイ先生の日本公演が始まります!今回の単独公演は貴重です、見逃さぬよう大阪/東京公演に駆けつけましょう! 今週は先週のインタビュー訳の続きで、VAI説法満載です。 www.guitarthrills.com ============ この時代におい…

スティーブ・ヴァイ Part 1 「真の革新とは大抵は自然に起こるものだ」

ヴァイ先生の来日公演まであと1週間余りとなりました!期待と興奮が高まりますね。 今週は先生が「革新」について語った深いインタビューを紹介します。VAI説法満載なので、じっくりお言葉を味わってもらえたら幸いです。 www.guitarthrills.com ==========…

スティーブ・ヴァイ ツアー機材解説 by ギターテクのダグ

2023年北米ツアー時のヴァイ先生使用機材の解説動画より

スティーブ・ヴァイ&キップ・ウィンガー Part 6 「これは価値の付けられないほど貴重な文化遺産だ」

ヴァイ先生とキップの対談は最終回の Part 6 です。YouTube で公開された動画 Part 3 の内容後半に入ります。 キップが最後にヴァイ先生へプレゼントを渡します。プレゼントをもらい慣れた先生が驚き大感激するものとは!? 「全てを持っている」人に何をプ…

スティーブ・ヴァイ&キップ・ウィンガー Part 5 「偉人を真似したとしても、そのインスピレーションを再現することはできない」

引き続き、今週はヴァイ先生とキップの対談 Part 5 です。今回から YouTube で公開された動画 Part 3 の内容に入ります。クラシック楽曲の作曲に関して2人の会話はディープな内容へと進みました。今週はその前半部分をまとめました。 ============ Kip Wing…

スティーブ・ヴァイ&キップ・ウィンガー Part 4 「1人で全てをやることはできない、それでは自分の可能性を潰すことになりかねないのだ」

引き続き今週はヴァイ先生とキップの対談 Part 4 です。YouTube で公開された動画 Part 2 後半の内容に入ります。後半は有難い VAI説法を沢山聞けます。 =========== Kip Winger:俺にもちょっと経験はあるんだ、俺の音楽はあなたの程、リズム的に緊張感のあ…

スティーブ・ヴァイ&キップ・ウィンガー Part 3 「どんな上手い仕掛けがあったとしても、楽曲として聴こえなければ意味が無い」

Steve Vai & Kip Winger : コンテンポラリー・クラシック音楽の作曲家同士である2人の会話は非常に興味深く、今までにヴァイ先生が話してこなかった分野の会話が引き出されています。

スティーブ・ヴァイ&キップ・ウィンガー Part 2 「何かを創造するとき、この世界にある全てのものは取得可能なのだ」

ヴァイ先生とキップによる作曲家対談は今日になって動画 Part 2 が公開されました。2人の会話は益々ディープになっており、聴きごたえがありました。その内容は来週以降に掲載していきます。 今週は先週の続きで、動画 Part 1 の後半部分をまとめました。 =…

スティーブ・ヴァイ&キップ・ウィンガー Part 1 「音楽の創造とは無限であり、自分の思うままどんなこともできる」

今年の4月からキップが度々口にしていた、ヴァイ先生との対談動画が遂に公開されました!長い対談となったそうで、動画で Part 3 まであるそうです。 コンテンポラリー・クラシック音楽の作曲家同士である2人の会話は非常に興味深く、今までにヴァイ先生が…

スティーヴ・ルカサー 「魔法のギターも、魔法のアンプなんてのも無い」

特有のギタートーンは機材によって生み出されるのか、プレイヤーの指に宿るのか?という話は何人ものギタリストがしてきています。 最近、ギターメディアでスティーヴ・ルカサーがこの話をしたそうです。 www.guitarworld.com ============== (サウンドのた…