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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

2024-01-01から1年間の記事一覧

サッチ/ヴァイ 「今が完璧なタイミングだ」

現在2人でツアー中のサッチ/ヴァイが揃ってインタビュー動画に登場しました。くつろいで楽しそうな雰囲気の2人の会話のうち、興味深かった部分をまとめてみました。 ============ ―長いキャリアで多くのことを成し得た今、プレイすることでどう楽しみや閃…

ギターコンテスト と ジョー・サトリアーニのアート展示会 at MORC 2024

今年のMORCから2つのイベントをピックアップ。 1つ目はシュレッド・ギターのコンテスト "So You Think You Can Shred" です。乗船している主要な凄腕ギタリストが審査員となり、参加者は審査員の前でギターソロを弾きます。今年はソロの後にドラムが入り、…

MORC 2024 ライブレポート

今年のMORC が終わって早くも1ヵ月が過ぎましたが、備忘録的にライブの一口感想をまとめてみました。こういうものはすぐに書かないと忘れてしまいますね。(反省) 振り返ってみると、思いのほか時間の余裕がなくて観れなかったライブが多かったです。船で…

スティーブ・ヴァイ この秋 BEAT に参加して King Crimson を演奏!

以前のインタビューでヴァイ先生がこの秋に「あるバンド」に参加するという話をしていましたが、そのバンドが80年代の King Crimson を演奏する BEAT であること、そしてこの秋のツアーが発表されました。 先生が話していた前振りのインタビューはこちら sta…

Satch/Vai ツアー始まる!初の共作曲もリリース!

3月22日(現地時間)から遂に初の Satch/Vai ツアーが始まりました!そこでは初の共作曲 "The Sea of Emotion, Pt.1" がライブでお披露目されましたが、29日には曲のMVも公開されました! "The Sea of Emotion, Pt.1" は2人がティーンの頃に何度も訪れては…

驚異の70代レジェンド枠!フレーリー、ヒューズ、メニケッティ @MORC2024

今年のMORCには複数の70代レジェンド・ミュージシャンが乗船していました。 エース・フレーリー(Ace Frehley) 72歳グレン・ヒューズ(Glenn Hughes) 72歳デイヴ・メニケッティ (Dave Meniketti) 70歳ルディ・サーゾ(Rudy Sarzo) 73歳 皆さん70代というのに…

ジョー・サトリアーニ ライブ@MORC2024 感激のライブは新G3でフィナーレ!

行ってきました、MORC2024!今年の船に乗ったのはハッキリ言ってサッチを観るためです! ショウは乗船初日の3月2日と5日の2回公演で、どちらも船内で一番大きいシアターでした。ただ、80年代のハードロックを中心とするラインナップで乗船している客層は…

スティーブ・ヴァイ 人生初の録音を含むサッチとの共作新曲

今週はG3ツアー出発の1週間前に行われた先生のインタビューです。 Satch/Vai ツアー向けの新曲や先生が秋に参加するバンドについて興味深い話が聞けます。その辺りの概要をまとめました。 =========== 今は何をしていますか? 忙しいのは良いことさ。ジョー…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 6 アナログのマスターテープ復元からデジタルへ

『Flex-Able』ライナーノーツの最終回です。 先生の中で、自分の過去作品を最新の機器で可能な限り高音質にして再リリースするというプロジェクトが今後進むのかも知れません。 =========== 36th Anniversary Mastering Update CDを製造するため、アナログの…

Queen+アダム・ランバート @ナゴヤドーム 2024.02.07. We Are The Champions!

Queen+アダム・ランバートを前回観たのは2020年1月末だったので、今回はちょうど4年振りの来日公演となる。 2020年2月からコロナ禍が始まり、世界はパンデミックの混乱に陥り、国境は閉鎖され、ライブミュージックは途絶えた。2023年から日本ではやっと国境…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 5『Flex-Able』の売上拡大

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツ続きです。 『Flex-Able』の販売は予想を大きく上回り、米国でも更には欧州でも軌道に乗ります。自分の楽しみで制作したアルバムは、権利を保持したまま販売に漕ぎつけたことで、後々に収益を生み、次の創作活…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 4『Flex-Able』の誕生

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツの続きです。 完成したLPを手にしたヴァイ先生は、次にそれを販売する方法を考えます。そして一般的なレーベルとの契約に納得がいかず、独自の方法を模索します。先生のビジネス脳が常識を打ち破る! =========…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 3 SyVy Music の設立

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツの続きです。 楽しい録音の日々のうち、自分のレコードを出版する夢を思い付いた先生、今のようなインターネットの情報源の無い時代に電話帳1つから情報収集に乗り出します。そして遂には自分の出版社となる S…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 2  Stucco Blue Studio の建設

『Flex-able 36th Anniversary』ライナーノーツの和訳続きです。 ヴァイ先生はザッパとの仕事で得たお金を元手に住宅を購入し、様々な同居人を迎え入れ、第2のスタジオを手造りします。 ========== Stucco Blue Studio, Sylmar CA ハリウッドでフランクの仕…

スティーブ・ヴァイ Flex-Able 36th Anniversary: Part 1 SyVy Studio の誕生

2021年の『Flex-able 36th Anniversary』は現在のところ、輸入盤しか発売されていないので、分厚い先生書下ろしのライナーノーツが気になっているファンも多いかも知れません。 先生にとってこの作品に立ち返り、リマスターして当時の音と記憶に浸ることは感…