遂にサミー・ヘイガーと共に Van Halen 曲をたっぷりと演奏するツアーが始まりました。どんなセトリになるのか興味津々でしたが、やっぱりVH曲が多かった!
7月13日セットリスト
01. Good Enough (VH)
02. Poundcake (VH)
03. Runaround (VH)
04. There's Only One Way to Rock
05. Judgement Day (VH)
06. Panama (VH)
07. 5150 (VH)
08. Summer Nights (VH)
09. Ain't Talkin' 'bout Love (VH) (Michael Anthony on vocals)
10. Top of the World (VH)
11. Best of Both Worlds (VH)
12. Satch Boogie (Joe Satriani)
13. The Seventh Seal (VH)
14. Right Now (VH)
15. Why Can't This Be Love (VH)
16. Eagles Fly
17. Mas Tequila (SAMMY HAGAR AND THE WABOS)
18. Heavy Metal
19. I Can't Drive 55
20. Space Station #5 / Oh Yeah / Jump (Montrose/ Chickenfoot/ VH)
21. When It's Love (VH)
いやあ、最高に楽しいロックショウじゃないですか!このお歳になっても元気にロックして夏のパームビーチが似合うおじ様たち。
私はエディのギタープレイがどうだと語れないので、サッチファンとしての感想ですが、曲のアイコニックなエディのソロは踏襲しつつ、発展可能な箇所ではサッチらしいプレイが聴けて嬉しいです。
サッチの "Panama" とか楽しくて実際に聴くのが楽しみ。
サッチは殆どを Chrome Boy と 赤&黒のJS で弾いているみたいですね。EVHギターがどこで登場するのかと思っていたら、なぜかサミーの曲で登場していました。
===========
先週、サミーは人気DJエディ・トランク氏のラジオに登場しました。そこでの会話でこんな話が。
このツアーでのジョー・サトリアーニのギタープレイについて
彼がどんなに優れたミュージシャンなのか言葉にできないね。彼には独自のスタイルがあって、それはエディとは違っている。この件が決まってから彼はスタジオに籠って練習していたよ。
そして彼はエディのソロやパートのエッセンスを取り入れ、レコードを再現しつつ、そこここで少しばかりジョー・サトリアーニのプレイをするんだ。ジョーは正確にエディの弾いた音をプレイして、同時に彼自身の魂を投じた自分のプレイをする。エディの物真似をずっとプレイする奴なんかよりずっといい。
ギタートーンについては、エディとは違う。エディに似ているようだが、俺にはどうやっているのかわからない。何しろ最高のトーンだ。
まだステージでプレイしていないが、今後セットリストに加えたい曲
"Love Walks In" これはバンドでは強力すぎると感じてキーボードとボーカルだけにしようかと考えつつまだ様子見なんだ。
"Can't Stop Lovin' You" これは95年の日本大ヒット曲だから、日本ではやらなくちゃいけない。訪日する前にテストしてやるつもりだ。
"Don't Tell Me (What Love Can Do)" はセットに加えたいね。パワフルなステイトメントだ。
==========
サミーのギタリスト人選についてこんな記事が出ていましたが、サッチの自伝本(Strange Beautiful Music)の中でサミーが下のコメントをしていましたので、抜粋しておきます。
「だから俺は Chickenfoot のリード・ギター・プレイヤーじゃないのさ。ジョーはずっと上のレベルでプレイできる。ステーキが用意されてるのにハンバーガーを食べる必要なんてないだろう?
それにジョーは史上最高のリズム・ギター・プレイヤーなんだ。
ジョー・サトリアーニのことをリズム・ギター・プレイヤーだなんて考えないだろう?俺が歌って、彼が後ろでリズムパートを弾いているとき、驚くことに、ドラマーが要らない程なんだ。ポケットがどこか瞬時に分かる。ジョーのタイムは完璧で決して乱れない」
========
9月の来日が楽しみです。
関連過去記事