今週は色々とニュースがありましたが、深堀りするほど1つに絞れなかったので、4つほどピックアップしてまとめてみました。
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1.Winger がニューアルバム『Seven』をリリース
この数週間はキップが数多くのインタビューに応えてプロモーションをしていましたが、遂にアルバムがリリースされました。キップが「俺たちは何者なのか、どんな作品を遺してきたのか、俺たちの過去の旅路とこれからの行き先を示したい」と言っていたように、Winger サウンドの集大成ともいえる傑作!
私には『Ⅳ』に近いアルバムという印象。楽曲の端々で『Pull』『Karma』『Better Days Comin'』収録曲のテイストが感じられ、ニヤっとしました。キップの歌は気合が入っているし、レブらしいギターもたっぷり。これは来日公演が大変楽しみです。
昨夜公開された "Tears of Blood" のMVはこちら。
2.ヌーノが新曲 "Rise" のソロをライブ初披露&バスケで怪我してフェスをキャンセル
今年のMORCに乗船していた Extreme がライブで新曲3曲を披露しました。特に灼熱のソロで話題を集めていた"Rise" のソロは注目度が高かったようです。
"Rise" のソロはその録音時にエディ・ヴァンヘイレンが訪ねてきた話がニュースになっていましたが、正にその時のワンカットがアルバムに入ったそうで、「ライブ演奏するためには、自分でどう弾いたのか思い出さなくちゃならなかった。YouTube に"Rise" のソロを解説した動画が沢山あって助かったよ」とジョーク半分のような楽しい話をコリー・ウォンと対談したときにヌーノが語っていました。
ところが、ヌーノは5月2日に船上で行われたバスケットボールの試合で脚を怪我したようで、3日の船内ライブでは座ってプレイしていました。そして翌日には今週末のM3ロックフェスをキャンセルする告知が。ヌーノの怪我が早く治ることを祈ります。ギタリストが多数参加してきたバスケ大会ですが、皆さん脚もだけど手は商売道具なので、怪我の無いように気を付けてね。
過去のバスケ大会の模様はこちらの過去記事で。
3.2024年のMORCにジョー・サトリアーニ初参加!
来年のMORCラインナップの第一弾が発表されたのですが、心底驚きました。
サッチが初乗船!
2016年のヴァイ先生初乗船も驚きだったのですが。MORCの客層とサッチのファンって層が違うと思うのですが、フェス参加の1つとして出演を決めたのでしょうか?いっそのこと、サミー・ヘイガーとマイケル・アンソニーにも乗ってもらって Chickenfoot やってくれたら、私の生涯の願いが1つ叶うのだけど。(チャドは忙しいので、ケニー・アロノフがドラムでOK、ついでにVHトリビュートライブもお願い)
サッチは必ず承諾する前に経験者であるヴァイ先生に訊いていると思うのです。ヴァイ先生は2016年の乗船後に、「主催者はソロ以降の私の活動を把握していなかったと思う」というような趣旨のことを言っていました。つまり、ヴァイ先生のソロの音楽性と乗客とのマッチングが考えられていなかったということで、その後ヴァイ先生がMORCに戻ることはなかった。
サッチがその話を聞いても出演を決めたということなら、都合が合って、ギャラが良かったのかな?
2016年は、先生のライブにアーティストが詰めかけたり、(ヌーノとキップがいそいそと早めにライブ会場に入っていったのを目撃したものです)アーティストが写真を撮ってもらいにヴァイ先生のミーグリ会場に行っていたりと、乗客よりもアーティストが先生を追いかけていたような。(笑)きっとサッチもそうなる。
サッチがラインナップに入ったのは、今年がマイケル・シェンカーだったように、開催側のギタリスト大御所枠だと思います。ということは、追加で何人かの腕利きギタリストがラインナップに追加されるかもですね。
2016年にはウリ・ジョン・ロート、ヴィニー・ムーア、ガスG 等が乗っていましたので、来年の追加ギタリストのラインナップも楽しみです。来年は乗るぞ!
4.ヴァイ先生が7,968人のギタリストとジミヘンの "Hey Joe" をポーランドでプレイして記録樹立
東欧をツアー中のヴァイ先生は主催者の招待でこのイベントに参加したそうです。こういう多数のギタリストとプレイする企画はお好きだと思うので楽しまれたのでしょうね。記録はギネスブックに掲載されるのかな?
「快晴のヴロツワフで、同時に "Hey Joe" を多数のギタープレイヤーで演奏する世界記録を塗り替えたよ。確か7,968人だ!まるで誰かが蜂の巣を蹴ったような音だった!多くの人がギターをプレイしてイベントを楽しんでいるのを見たのは素晴らしかった。私を招いてくれたフェスティバルに感謝だ。間もなく私たちは自分のライブ会場に立つ、ポーランドの人々は楽しみ方を知っているね!」(Instagram コメント)