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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

MR. BIG の RAW LIKE SUSHI 100 は買いだった!

4月1日のブログで書いたとおり、MR. BIG の RAW LIKE SUSHI 100のCD単品を購入しました!昨年の秋以降からライブCDの発売を首を長くして待ち続けていただけに、「やっとだよ。。。」と感慨ひとしお。

ライブCDは2枚組で、2011年4月7日に大阪城ホールで行われた記念すべき日本第100回公演の全曲が収められていました。
アルバム"What If..." からの曲が初めてライブ版になった"Live From The Living Room"は、(ほぼ)アコースティック・ライブでしたので、完全プラグ・インのライブ版はこれが初となり、ファンとしてはうれしい限りです。

"Undertow", "American Beauty", "Daddy, Brother.."の冒頭フル・スピード3曲で昨年のライブの記憶が蘇ります。ポールのギターがうねるぅぅぅ~!私が本作の聴きどころだなぁと思うのは3つの「初!」。

1.初ライブ・レコーディングされた"What If..." 収録曲
居間ライブにも収録のなかった、"American Beauty", "I Won't Get In My Way", "Once Upon A Time"がうれしい。もちろん、居間ライブではエレキやドラムがなかった曲の完全プラグ・インのライブ版というのも待っていました。

2.震災チャリティ・ソング "The World Is On The Way" 初ライブ版
ポールの自宅録音版がチャリティCDになっていたのですが、ライブ・レコーディングは初。ライブ会場からの感動もそのまま伝わってきそう。エリックの歌が良くて、じっと聴いていると涙がでちゃう。ライブ会場では大泣きになると困るので、日本語字幕は読まないでいたのを思い出します。

3.サプライズのコーラス・カバー曲"Carry On"の初披露
再結成ライブ時のサプライズ・ギフトとなったコーラス・カバー曲は "It's For You" でしたが、2011年のジャパン・ツアーでは、震災後の日本を想って選んだ"Carry On"でした。4人のコーラスが美しいです。
当初のアイデア出し段階ではポールがビートルズの"Because"を提案したそうですが、ビリー提案の"Carry On"の方が日本に贈る歌にぴったりだということでこれに決めたのだとか。
ライブ会場で聞いたときも、歌う前のビリーのコメントが印象的だったのですが、そのコメント全部が入っていて、歌詞カードに日本語訳まで入っている本作は個人的に感動モノです。ここを残してくれた編集者さん、ありがとう。

MR. BIGのアンコール名物、楽器交換大会の2011年演目は "Brown Sugar"でしたが、ジャパン・ツアー初日の大阪では演奏しなかったので、このCDには収録されていないのがちょっと残念ですが、待ちに待ったライブ・アルバムですので素直にうれしい。
ライブでのMCも結構収録されていて、そのセリフ(英語)に日本語訳がついているところは、さすが日本だなぁと驚きました。ちなみに、"I Get The Feeling" の後に入っているMCは日本100回公演のお祝いを花道の先でするところだったそうな。

ライブCDには満足できたので、あとは横浜か東京公演のライブDVDを出して欲しいなぁ、と願います。