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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

スティーブ・ヴァイ、イタリアで名誉市民に

昨年末にThe Story of Light Tourでイタリアを訪れたヴァイ先生が、MusicOffCommunityのインタビューに答えた動画がこちら。かなり長いです。質問も多岐にわたっています。
それにしてもヴァイ先生のインタビュー対応ってかっこいい。頭いい人だなぁとつくづく思います。

インタビュー要約

イタリアで名誉市民に

父方と母方、両方の祖父母がイタリア系であることもあり、ライブで訪問するうち、ドルノ市(祖父母出身地、親戚も在住)から名誉市民の称号をもらう。

ギターコンテストについて

本来ジャッジはやらない。批判的に演奏を聴いてしまうよりも、プレイヤーの個性や情熱に価値を置きたい。ギターが本当に好きだから、誰が演奏するのを見るのも好きだ。

自身のアルバムごとの音楽多様性について

その時良いと思った音楽を作っている。その時の自分を写した写真でもある。

新しいテクノロジーについて

クリエイティブなツールが提供されることで創作活動にとても役立っている。

シグネチャー・モデルについて

アイバニースギターのJEM。複数モデルあるが基本は同じで私がデザインした。

G3について

ジョーに電話をもらったとき、素晴らしいアイデアだと思った。ギターミュージックは愛されているし、今後もG3は続いていくだろう。

ビッグバンド経験後にソロになったが、いつからソロを目指したのか。

バンドから求められる音を演奏することができたし、ロックスターのエゴもあったから、(デイブとやるには必要さ)もちろん、ロックギターが好きだしバンド活動は好きだった。でも自分の音楽性とマッチするバンドはなかったので、ソロでやることにした。

現在のミュージック・ビジネスについて

新しいテクノロジーについては、ポジティブな面を見ている。独立系のミュージシャンを応援するため、Favored Nationsというレーベルを作った。音楽がデジタルの時代になり、世界は大きく広くなった。ミュージシャンには最もチャンスがある時代じゃないか。

音楽教育について

息子に音楽を教えるというより、息子に新しい音楽を教えられることが多い。

インストゥルメンタル音楽でどうメッセージを伝えるか

観客全員に届けるのは難しい。歌詞があっても聞かない人もあれば、メロディよりも曲のグルーブやエネルギーだけを感じる人もいる。それよりも自分がその音楽に心をこめることだ。受け取り方は観客に任せている。

ギターの上達について

練習に真摯に取り組むことが結果を生むということだけでなく、自分の音楽や演奏を信じることだ。信念が真実になり、やがて実現する。