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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

Monsters Of Rock Cruise East 2016 Pre-Party お祭りの始まりはサプライズと共に

2月21日、午後3時半のドアオープンで Monsters Of Rock Cruise East 2016 Pre-Party が始まりました。会場はマイアミ国際空港から程近いカジノ。中規模の屋内会場で、ステージ前はホール、後方が座席、両サイドにテーブル席という設営。

4時半ごろから最初のアクトである、Paradise Kitty ~ DAD ~ Saigon Kick と3つのバンドが客席を暖め、8時を過ぎた頃でしょうか、ついに Winger 登場です!

オープニングは今のツアーでお馴染みの "Midnight Driver Of A Love Machine" 最初から興奮で振りきれちゃうくらいです。続いての "Easy Come Easy Go" "Pull Me Under" と畳み掛けるような選曲で観客を煽ります。バンドはポール・テイラーも加えたベスト・フルメンバー体制のため、ギターが厚くてうれしい体制。ジョンのギターがストラトからSuhrに替わっていたのはどういうことでしょうか?

"Down Incognito" ではお馴染みのジョンによるチキンピッキング大会。これでざわついた会場は次の "Tin Soldier" でクールダウンし、"Rat Race" のスピードプレイでまたヒートアップ。ドラムソロを挟んでの定番バラード後は初期のヒット曲で畳み掛けるような展開。キップなんて観客にガムもらって食べるわ、スマホ取り出して歌いながら客席撮影するわ(笑)いたってリラックス。フェスだもんねぇ。

"Seventeen" で締めるかと思いきや、お楽しみがありました。

「ここで コートニー・コックスを呼ぼう、彼女はいいギタープレイヤーだけど、今日はベースを弾いてもらう。それから才能豊かな素晴らしいギタープレイヤーのアンディ・ティモンズ!」

キップの呼びかけに、ステージ下手後方から先ほど Paradise Kitty でプレイしていたコートニー・コックスが登場、さらに後ろからアンディが!ポールのIbanezを渡されて準備しています。(上のビデオでライブ後半の一部始終が見れます)

きゃー!まさかのアンディ登場!!!クルーズから帰った26日の夜にアンディには会えると思っていましたが、まさか今夜 Winger との共演を見ることができるとは!昨年のNYのキップ ソロライブでアンディとキップの共演は見ていましたが、Wingerフルメンバーとの共演を見るのは初めて!こんな嬉しいサプライズがあっていいのぉぉぉぉ?(感涙)

こうして始まった "Ain't Talking 'Bout Love" 曲が曲だけに、思い切りロックしてるアンディが見れてうれし泣き。前夜祭にふさわしいパーティ気分を盛り上げる展開となり、会場を大きく沸かせたWingerは去っていきました。

Winger 本日のセットリスト

01. Midnight Driver Of A Love Machine
02. Easy Come Easy Go
03. Pull Me Under
04. Down Incognito
05. Tin Soldier
06. Rat Race
07. Drum solo
08. Miles Away
09. Headed For A Heartbreak
10. Can't Get Enough
11. Madalaine - Saint jam
12. Guitar solo
13. Seventeen
14. Ain't Talking 'Bout Love

ところで、この日の午前中に行われたレブ・ビーチへのインタビューを見ると、今夜のサプライズの裏話も分かるという凄い内容になっています。こちらで Metal Authority, Echoさん インタビューをぜひチェックしてください。

ステージは次のショウに向けて機材の移動や準備が行われています。ギターテクさんがペダルボードの設置やギターのサウンドチェックをしていくので、次にどんなゲストが弾くのかが分かります。

上手側には高崎さんのギターテクさんが準備しているし、下手側にはガスGのギターテクさん、中央少し下手では見慣れたヴァイ先生のギターテク、トーマスが準備しているではありませんか!やった、ヴァイ先生が自分のほぼまん前!幸運に感謝です。

Harry という Rush のトリビュートバンドが登場したのですが、当初予定されていたミュージシャンと顔ぶれが違っており、ドラムのブライアン・ティッチーの穴は今夜の出演ミュージシャン何人かで埋めて、その他パートはセバスチャン・バックのバンドメンバー等で埋めていました。

2曲ほど演奏した後で遂にヴァイ先生が登場!大歓声のうちに演奏が始まるとその場の空気は一転。完全にステージはヴァイ先生に支配されていました。何の曲を演奏するとかではなくて、繰り出されるギターサウンドによって完全にステージはヴァイ・ワールドに。やっぱり先生、凄いわ。1曲の演奏で去っていくヴァイ先生。

プレパーティを違う世界に持っていってしまったヴァイ先生の後は、それでも元のロック・パーティの世界に復帰しました。ガスGのエネルギッシュなギタープレイの後はボーカルにチャズ・ウエストが登場し、高崎さんを迎えてのジャムが始まり曲は "Highway Star" となりましたが、正にギターソロ直前でアンプのトラブル!ヘッドを2台変えてやっと気を取り直してのギターソロとなりました。

今夜のプレパーティにはどうやら多くのミュージシャンが楽屋を訪れていた模様です。きっと凄いメンツになっていたのでは・・・