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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

ダグ・アルドリッチ 「物事は理由があって起きる」

2011年のラウド・パークでのライブが収められた"Made In Japan"が発売されたばかりのホワイトスネイクですが、ブックレットを見て笑ってしまいました。多分デヴィカバ様の趣味だと思いますが、ラウド・パークの第一弾告知チラシ(WSが単独ヘッドライナー予定時のもの)やらデヴィカバ様表紙のBURRN!画像まで使ってありました。ブックレットに収録されたマイケル・デヴィンのブログはWS.comで公開済みなので再利用ですがいい感じ。

ダグ・アルドリッチのバンド、バーニング・レインのニューアルバム発売を控えて、シングル "My Lust Your Fate" ビデオが公開されました。WSとは違うヘヴィさが前面に出た曲です。セクシーなポールダンスって、そういえば、WSの"Love will set you free"でDC婦人が踊ってましたねぇ。BRのはもっとセクシーな感じですが、個人的にはダグ兄さんの腹筋サービスでいいんだけどねぇ。

さて、先週に引き続き、ダグ・アルドリッチThe Rock Guitar Daily インタビューから、エピソードをピックアップしてみました。

ジミー・ペイジ

ホワイトスネイクのツアーでUKに行くと、毎回ジミーに会うんだ。今年も凄く楽しみだよ。ギタリストの中で一番好きなのはジミー・ペイジなんだ。彼のプレイも作曲も大好きなんだ。バーニング・レインのニューアルバムのボーナストラックで"Kashmir"をやったけど、照れくさいから彼にはそんな話できないな。

2003年のツアーのとき、ジミーがDCに会いに来ていたんだ。そのとき、DCはシャワー中だったからか、ジミーが楽屋の通路に立っていたんだよ!俺は、「どうぞそんなところに立っていないで、部屋でくつろいでください」って彼を部屋に通して、会話したんだ。彼は凄くいい人だった。ロックの神様なのに、地に足のついた人。それで恥ずかしながら楽屋にあったレス・ポールにフォークでイニシャルを彫ってもらったんだ。

その2年後、ハマースミスでのライブをジミーがステージの傍で見ててくれていたから、ショウの最後に俺はステージの袖でジミーにレス・ポールに刻んでもらった彼のサインを見せたんだ。彼にギターを渡したら、彼はもう少しでギターを持ってDCとステージに立ちそうだったんだ。実現したら最高にクールだったと思うね。いつかは実現するかも。

KISSのトリビュート・レコードとオーディション

がん治療の為のチャリティで企画されたKISS40周年記念トリビュート・レコード"A World With Heroes" ではまだどの曲をやるか決まっていないんだ。何をやりたいかと言うと、 "Shock Me" , "Christine Sixteen" か "Hotter Than Hell" か "Black Diamond"かな。初期のKISSは本当にクールだったね。

80年代の始め頃、KISSのオーディションを受けたことがある。そのとき俺は18歳で何の経験もなかった。明らかに俺は適切な人材じゃなかったんだ。もしあのとき、俺が受かっていたら、何の経験もなしにビッグ・バンドに加わってしまったら、俺が今日まで経験した様々なこと、俺をいいミュージシャンにしてくれた経験が出来なかったと思う。

俺は"Black Diamond"を演奏して上手く弾けた、2次オーディションまでは行けたけど、採用されなかったのは俺にとってとても良いことだった。物事は理由があって起きるんだ。それを受け入れて生きることが大事なのさ。

(ダグ兄さんはこれまでにもKISSのトリビュート・アルバム"Spin The Bottle"で"Detroit Rock City"を演奏しています。ダグ兄さんらしいギターソロが良かったので、次の選曲が楽しみです。"Spin The Bottle"にはスティーブ・ルカサーの"Love Gun"とか、キップ・ウィンガーとポール・ギルバートの"I Want You"とか入っていますので楽しめます♪)