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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

ホワイトスネイク ライブ@名古屋市公会堂 2013.05.04

2011年10月の刈谷ライブから約1年半、早くもホワイトスネイクが名古屋に来てくれました!今回は2011年のラウドパーク・ライブを収録したライブ版"Made In Japan"を発売後のワールド・ツアー開始ということで、日本でのライブにはバンドも思い入れがあるのではないでしょうか。(動画は84年のライブです。)

名古屋市公会堂は古い建物なんですが、1981年にホワイトスネイク来日公演が行われた場所で、32年ぶりのライブとなります。(デヴィカバ様も感慨深げでしたよ!)ステージは少し狭くてドラムセットとアンプやスピーカーを無理やり詰め込んだ感じとなりました。バックの垂れ幕は"Made In Japan"のパッケージデザインです。"Year of The Snake"のロゴもいい感じ。

オープニングは"Give me all your love"で、1曲目から大合唱となりました。デヴィカバ様のお召し物は"Made In Britain"のパッケージデザインが胸元にプリントされた白シャツで、ダグとレブは素肌に黒いベスト♪、マイケルがツアーTシャツで、トミーが黒いTシャツ。トミーが上半身に服を着てドラムを叩く姿って初めて見ました。(笑)

2曲目の"Ready An'Willing"の後、デヴィカバ様から「今日はこんな声なんだ、申し訳ない」とお詫びをいただきました。たしかに調子悪そうだし、声が出ていません。残念。
ダグはブラックトップのレスポールからゴールドトップのレスポールに換えて次は"Can't you hear the wind blow"へ。イントロの演奏が始まっているのに、あれ?舞台袖へ行ったレブが戻ってこない!!どうなってるの?と心配したら、慌ててレブが戻ってきました。ギター交換でとまどったのかと思いきや、Suhrのスタンダード(木目のトップ)のままですけど。でも、ばつの悪そうなレブがおどけた仕草でその場をやりすごそうとしている様子が笑えました。

4曲目が始まると、ダグのベストのボタンが全開に。いやん、待ってました♪デヴィカバ様の声が不調なライブなら、せめてダグの腹筋は見ないと帰れませんて。今日のボトムスは黒い皮のスリムパンツよっ!ダグ兄さん、せくすぃぃぃ!

メル・ギャレー、コージー・パウエルジョン・ロードに捧げた"Gambler"は初めてライブ音源を聞きました!曲がカッコイイし、客席の合唱も大きい。(さすが、年齢層高めだもんね。)

お楽しみのGuiter Duel、ダグのソロで始まるのですが、これといった新しさもなく、個人的には不満足。デヴィカバ様の声が不調の今こそ2人にはがんばって欲しいぞ!という私の心の声が聞こえる訳ないのだけど、レブのソロが良かった!リズム・フレーズをいろいろやってくれて、これが面白い。さらに得意の華麗なるレガート大会。音を創作して遊んでいるという感じで良かったなぁ。その後の2人で向き合ってブルース調の速弾きフレーズ掛け合いではずっと2人でおしゃべりしてましたね。猫がじゃれあってる感じです。何しゃべってるのか聴いてみたい!

9曲目の"Steal your heart away"、私は"Made In Japan"でのイントロ・アレンジが大好きなんですが、今回は変えてありました。マイケルがハーモニカを吹き始めて、ダグとフレーズの掛け合いをするという趣向です。これも面白いけど、私は前者の方が好きだなぁ。ダグのギターはこの曲だけZemaitisに変わります。このギター、マジでカッコイイよねぇ。

さて、トミーのドラムソロです。62歳ですよ!すごいわ~。10年前と変わらずパワフル。途中でスティックを投げて、手のひらでドラミングも健在。

ここでバンド紹介。キーボードのサポートはブライアン・ルーゾ(と聞こえた)、デヴィカバ様のツイート写真に出てた若者でした。
マイケル・デヴィンを紹介するときに「この毛むくじゃらの(shaggy)やつ」と言って、「shaggyって日本語で何て言うんだ?」と考えていたデヴィカバ様。ネタにされたマイケルは頬を赤らめたみたいで、「彼は頬が赤くなったよ!」とさらに突っ込みされていました。

マイケルの次にはレブの紹介だというのに、レブったらまたしても舞台袖から戻るのが遅れて駆けつけてる!デヴィカバ様には「昨夜、日本語の辞書を見ていたんだけど、"Bad Boy"のところにはレブ・ビーチとあったよ」と紹介されていました。(オチにもジョークにもなってないけど)

次はアコースティック・パート。ダグとレブのアコギ大会が見れるなんて、来てよかった! "Ain't no love in the heart of the city"はイントロがアコギにぴったりだし。
演奏が始まる中、レブが必死に手を上げてスタッフに合図を送っています。ギターを指差しているので、音が出ていない模様。やだぁ、レブ。前回はペダルボードが故障して、今回は配線不良か何か?心配で見守っていたのですが、デヴィカバ様からソロを指名されちゃって、レブ大丈夫?と心配していたら、無事に音は出ていました。しかもアコギのソロが美しい!レブいいぞぉ!

「次の曲は"Made In Japan"で言ったように、君達へのラブソングだ。City of Nagoyaは愛の街なんだろ?」というデヴィカバ様のMCで"Forevermore" アコギからエレクトリックへと変化が大きくダイナミックでいい曲です。ベースのマルコ無き後、バンドのコーラス隊長なレブの高音が響いていました。

"Fool for your loving"、"Here I go again"と一気に盛り上がり、客席は大合唱の渦。さて、 "Still of the night"だけど、デヴィカバ様声出るの?かなり厳しかったけど、客席の合唱隊とバンドのがんばりで華やかにフィナーレ。「皆で歌ってくれて本当に本当にありがとう」とデヴィカバ様からは心からのお礼をいただきました。

セットリストは高松、鹿児島と同じでした。あの状態でよくがんばってくれた90分間でした。今回の目玉は"Gambler"とアコースティック・パートでしたね。"Guilty of love"の大合唱はナツメロ大会気分が味わえました。(笑)

本日のセットリスト

01. Give me all your love
02. Ready An'Willing
03. Can't you hear the wind blow
04. Don't break my heart again
05. Gambler
06. Love will set you free
07. Guiter Duel
08. Is this love
09. Steal your heart away
10. Drum solo
11. Ain't no love in the heart of the city (acoustic)
12. Guilty of love (acoustic)
13. Forevermore
14. Fool for your loving
15. Here I go again
16. Still of the night

ところで、3日午後に名古屋入りし、ヒルトンホテルにご宿泊されたデヴィカバ様ですが、その夜のプロモーターとのビジネスディナーの模様をツイートでたっぷり中継してくれました。
ディナーはホテル内和食レストランで鉄板焼きのコースを食された模様。カウンターで炎を上げて調理される飛騨牛にバンド一同盛り上がっているようでした。

そんな中、私が注目したのはダグ兄さん。リラックスした雰囲気の中、1人だけジャケットにネクタイ姿。髪は後ろでまとめてらっしゃるじゃないですか!うわ、ダグってば、ツアーにJKとネクタイ持参する人なんだ!しかもいまいち垢抜けない組み合わせ。。。
うーん、「今夜はプロモーターとホテル内レストランでビジネスディナーだ」とデヴィカバ様に言われて、精一杯身なりを整えてみたということかしらん?さすがはバンドの上級管理職だね、えらいよダグ兄さん!