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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

SOTO ライブ@ MORC2017 スペシャル・ゲストと Stand Up and Shout!

ジェフ・スコット・ソート率いるSOTOのライブは2/4というか5日の深夜0時45分から船内最大のシアターで予定されていましたが、この日のこの会場はトム・キーファーのライブから大幅な開始時刻後ろ倒し現象が起こっており、会場に入れたのは深夜1時半を過ぎていました。開始時刻は深夜2時近かったでしょうか…(汗)

2ndアルバムのイントロが会場にながれ、バンドが登場して "Freakshow" でスタート!髪をまとめてターバンとサングラス姿のジェフ、彼らしいキレのあるポーズでマイクを投げてキャッチを繰り返していたのですが、キャッチ失敗!しかしホルヘ・サラン(G)のマイクでカバー!(笑)

こんな深夜に集まったオーディエンスへの礼と今夜はSOTOの曲をやり、6日は彼のキャリアからソロ曲、Talisman, W.E.T.の曲等をプレイすることが告げられました。形式としては昨年と同じです。

ジェフの声は去年よりいいかも。とは言え、7-8割くらいでしょうか。けれど近くで見ていたこともあり、彼の体の大きさ、表現力で圧倒されるほどの存在感。やがてジェフはサングラスを外し、髪を下ろし、歌もパフォーマンスもヒートアップ。

バンドは去年聞いたときよりもタイトになっている印象。ホルヘは相変わらず淡々とどんなパートも弾きこなしている。彼は上手いし何でも弾ける人だと思うのだけど、主張するトーンとリードギターらしいパフォーマンスが欲しい、というのが私の気持ち。

BJはギター、キーボード、ボーカルと多くをこなし、ドラムのエドゥと共にバンドを支えている人。デヴィッド Zは踊るベーシスト!目と耳を惹く6弦ベース演奏と共にコーラス、エンタメ部門も担当して益々バンドの顔の1人に。

"Cyber Masquerade" の後半で一旦曲を止めたジェフ、ドラムとベースのバッキングで別歌を口ずさみ始めました。

"livin' the life I was born to live, Givin it all I've got to give"

こ、これは映画 Rock Star から Steel Dragon の "Livin' The Life"!ジェフが歌って、オーディエンスにマイクを向け、合唱が始まりました。カジュアルなファンも多いでしょうに、皆さん良く知ってるわ。

ジェフに紹介された次のゲストはジェイソン・ビーラー (Saigon Kick)。 "Karma's Kiss" は共作者を迎えての演奏になります。ジェフによると乗船前の1/31のライブと今日で2度目の演奏だそう。この曲はベースソロでイントロが始まるのですが、演奏が凄くカッコイイです。

力強いバラード曲 "When I'm Older" はジェフの歌声にシビれます。やっぱりジェフはバラードもいいんだってば!

マイケル・ジャクソンのカバー曲 "Give In To Me" はネット配信されたのを聞いていましたが、これはライブで聞くとずっと素晴らしかった。ジェフのパフォーマンスも声も段違いの迫力です。

そして会場に 「ダンダン、ダンダン」とドラムの音が響く。最後のあの曲です。

ここでジェフが舞台袖からゲストを連れてきてマイクを持たせています。見るとそれはトッド・ラ・トゥーレ(Queensryche)!彼は同じ会場で2時間ほど前にライブを終えたばかりなのに!

"Stand Up and Shout!" のシャウトをトッドが熱く一発!さっきライブを終えたところなのに凄い高音シャウト。ジェフとマイクを分け合って、ジェフのシャウトを聞くとトッドが横に座り込んでジェフにひれ伏すしぐさをするという楽しいシーンも見れました。

これで終了と思ったら、あと一つといってバンド5人全員が並んでアカペラで見事なハーモニーを聞かせてくれた、と思ったら最後に下ネタで締めてくれました。(笑)これって Steel Panther のカバーなんだ、なるほど。

2/4 セットリスト at Pacifica Theater 1:45am

01. Freakshow
02. Wrath
03. Weight Of The World
04. Final Say
05. The Fall
06. Cyber Masquerade
07. Karma's Kiss
08. When I'm Older
09. Give In To Me (Michael Jackson cover)
10. Stand Up (Steel Dragon)
11. Community Property (Steel Panther cover)

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2/6のSOTOライブは屋外のステージです。今日はTalismanもやってくれるし楽しみ!ただ3時間前に終えた Joel Hoekstra's 13 のステージではジェフの声が厳しかったので、彼のノドの状態が気になります。

オープニングのイントロで激しいギターソロを聞かせてくれたホルヘ、グレート!"Take You Down" で激しく始まった今日のジェフは白いパンツにレイカーズ(NBAのジェフ応援チーム)のトップスで登場し、動きもパワフル!ノドもずいぶん回復している!

「このクルーズは最高だよな、このままずっと続けたい気分だ。俺はこのクルーズの間ずっと毎日歌ってたんだ。初日は Night Ranger を見ながら全曲歌っちまって、やばいノドを休めなくちゃって思ったのに、トム・キーファー見ながらまた歌っちまった。

ここでゲストを紹介したい。彼はバケーションで来てたんだ、俺が関わったプロジェクトでの友人、スウェーデンのバンド Eclips のマグナス・ヘンリクソンだ。W.E.T.が好きな奴はいるか?」

ここでマグナス(ジェフとはW.E.Tの盟友)が登場すると、オーディエンスからは熱烈な「マグナス」コールが沸き起こりました。そして始まったW.E.T.はそれはもう大変な盛り上がり。

曲を終えてジェフがステージから離れ、ホルヘのギターインスト曲タイムに。ホルヘの曲はなかなかにクールなギター曲。かっこいい!

「Talisman は知ってるか?どの曲をやるか悩んだから、12曲ほどくっつけたぜ。いくぞ」

"Break Your Chains" のイントロから、もう期待と興奮の渦でした。こうして聞くといい曲沢山だなぁ、最高です。"I'll Be Waiting" ではもちろんサビの大合唱。

ここで秘密兵器と紹介されたデヴィッド Zのベースソロは彼の得意なタッピングで "Billie Jean"。マイケル風の黒い帽子を被ってムーンウォークまでキメながら弾いちゃうところが最高。

そのまま曲は Journey の "Don't Stop Believing" へ。BJのボーカルが伸びやかに会場に響きます。BJは本当にいいシンガーの声してるのです。

イングヴェイの曲からは2曲。"I'll See The Light Tonight" の高音はさすがにちょっと苦しそうなジェフ。ホルヘはギターパートを顔色一つ変えずに弾ききっています。

次にジェフが歌いだしたのは Twisted Sister の "We're Not Gonna Take It" 冒頭を少しオーディエンスと歌って、次は Queen の "We Will Rock You" の冒頭を合唱。すると次にドラムの「ダンダン、ダンダン」がきたという事は締めのあの曲。

バックステージでグラス片手に葉巻を吸っていたラッセル・アレンがジェフに引っ張り出され、紹介されます。HR/HMのグレートボイス2人がシャウトする "Stand Up" はこの日のスペシャル過ぎるステージの最後に相応しいハイライトになりました。

2/6 セットリスト at Pool Stage 5:15pm

01. Take You Down
02. 21st Century
03. Soul Divine
04. Eyes Of Love
05. Give In To Me (Michael Jackson cover)
06. Learn To Live Again (W.E.T. cover with Magnus Henriksson)
07. One Love (W.E.T. cover with Magnus Henriksson)
08. Risk (Jorge Salan instrumental tune)
09. Talisman medley
10. bass solo
11. I Am A Viking (Yngwie Malmsteen cover)
12. I'll See The Light Tonight (Yngwie Malmsteen cover)
13. Stand Up (Steel Dragon cover with Russell Allen)
14. Community Property (Steel Panther cover)