MORCでの Stryper 2/4のライブはオープンエアのプールステージです。今回は客席中央辺りから全体を鑑賞できそう。このステージだと青い空、心地よい海風に吹かれて見るライブは気持ちいいのです。
私は縞々衣装のバンドが見たかったのですが、今日登場したバンドは誰も縞々着てない。ティムさん、ロバートさんはなんとかバンドTシャツの模様。単独のライブじゃないとマイケルさんのレースジャケット姿は見れないですねぇ、残念。
昨日と同じく、オープニングは "To Hell With The Devil" サビで合唱するのが私の楽しみなのですが、いまいちオーディエンスがまとまっていない。1曲目だから仕方ないか。
"King Of Kings" ガッツリとリフを弾くマイケルさん、体型も変わらず、動きも機敏でカッコイイ。ロバートさん、クルーズでは正面向きドラムセットで、激しい動き。オズさん、ティムさんと全員のステージが見れて良かった。ティムさんの休養宣言はどうなったんだろう。
3曲演奏して、何の前触れもなく始まったのは "Breaking The Law" 、マイケルさんが歌うとこうなるんだ、カッコイイ！"No More Hell To Pay" からのヘヴィな流れはいいです。
ステージの横にマーチャンがあるせいか (全バンドのTシャツやCDが販売されています)、マイケルさんがクルーズ用に作ったというStryper限定Tシャツの宣伝をしていました。ここで今日最初の聖書投げ。昨日から結構投げてくれているのにちっとも拾えなくて悲しい。
「80年代が懐かしいって人はいるかい？いろいろ懐かしいことがあるけど、あの頃は女に見える美形の男もいたね。かつて美形だった男がここにもいるんだけど、俺が誰のことを言ってるかもう分かったかい？君達を86年に連れて行こう。いい時代だったよ。MTVに皆が電話リクエストしてくれたおかげでこの曲がナンバー１になったんだ。"Calling On You"」
それってロバートさんってことでいいかしら？(苦笑) 80年代らしいこの曲調、多分オーディエンスの年齢にどストライクでは。
このステージ付き物の機材トラブルでマイケルさんのマイクが調子悪かったり、ティムさんのマイクが音出なくなったりしましたが、そういったことも意に介さずライブは続き、機材も回復。
「パワーバラードが懐かしくないかい？」
と始まったのは "Honestly" マイケルさんの声が染みます。マイケルさんのノドはベストの状態ではないですが、ミドルレンジの響きは良さそうです。
次の曲と始まったのは "Over The Mountain" 。これが聞けるとは嬉しい！今年の Randy Rhoads Remenbered (毎年NAMMに合わせて開催されるランディ・ローズを称えて行われるコンサートで様々なアーティストが出演します)でマイケルさんが歌っていたのを動画で見て、聞いてみたいなと思っていたところでした。
"Over The Mountain" のStryper バージョンいける！オズさんのソロも盛り上がる！
「今年はStryperのニューアルバムを製作する、リリースは来年。そして来年はツアーだ」
とマイケルさんがステージから宣言していましたので、来年のツアーのどこかで日本にも来てくれるのでは？期待です。
今日もラストは "Soldiers Under Command" 。日が暮れてきたステージにヘヴィなギターとオーディエンスの合唱が響きます。
誰かの飛び入りも期待したのですが、今回の彼らのショウは2回ともそういうサプライズはありませんでした。彼らはY&Tや、Bullet Boys のステージに飛び入りしているのに。
そして私はあんなに投げていた聖書もピックも拾えませんでした。来年日本に来てくれたらリベンジしたいなぁ。
2/4 セットリスト at Pool Stage 5:45pm
01. To Hell With The Devil
02. King Of Kings
03. No More Hell To Pay
04. Breaking The Law (Judas Priest cover)
05. Calling On You
06. Free
07. More Than A Man
08. Honestly
09. The Way
10. Over The Mountain (Ozzy Osbourne cover)
11. Holding On
12. Surrender
13. Soldiers Under Command
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あと、マイケルさんはエディ・トランクの船上生中継のラジオ番組にジョージ・リンチとゲスト出演していました。なかなか面白かったのでご興味のある方はどうぞ。音源はこちら。
