引き続き The Secret Jewel Box に隠されていたヴァイ先生のインタビューCD内容の続きです。
録音の最後でヴァイ先生が「他にもCDを隠したかも」と茶目っ気たっぷりで言っているのですが、実はまだ秘密のCDがあったりする？(汗)
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Alcatrazz: Panic Jungle Live In Japan
私がAlcatrazzに加入してすぐに日本ツアーがあり、あるライブを収録したが、その音源は実際にはリリースされずに、ライブビデオのサウンドトラックとなった。
このビデオでの私のパフォーマンスは最高にゾッとするものの1つさ。私は全くナイーブで分かっていなかった。当時の私は自分に十分な自信がなく、まだ楽器での自分の声を探しているところだった。
とは言え、テープはあるし、それほど悪い状態でもなく、中にはとても良い物もある。
(訳者注：既発の84年10月10日のライブ盤はライブDVDから音源を抽出してオーディオ・フォーマット化したとのことで、先生が手をつける前にリリースされていますが、先生はまた独自のミックス作業などを施すつもりなのでしょうか･･･)
Piano Reductions Vol. 1 - Performed by Mike Keneally
私はピアノ音楽のファンで、いつか自分の作品を優れたピアノ奏者が演奏したものをリリースしたいと思っていた。私の知る限りではマイク・ケネリーは最も熟練したピアノ奏者で、彼のアレンジ・スキルや優れた耳がこれを特別なものにしてくれると思っていた。
それで彼に連絡すると、とても興奮してくれたよ。彼に私の11曲のリストを渡したところ、彼は美しいピアノ独奏のアレンジをしてくれた。彼はスタジオでアコースティックピアノで収録して送ってくれた。
Steve Vai & The Classified: Modern Primitive
私はシルマーに自分で建てた Stucco Blue Studios に篭って Flex-Able をレコーディングした。それが仕上がっても私はレコーディングを続けていたので、ある日ここでずっとレコーディングし続けるよりも実際にミュージシャンとプレイするのもいいのではないかと思ったんだ。
それでグループを作った。キーボードにトミー・マーズとシュー・マティス、ベースにスチュ・ハム、ドラムスにクリス・フレイザーだ。我々は Flex-Able から演奏するだけでなく、私がこのバンドの為に書いた沢山の曲を演奏した。多くは録音したが、録音されなかったものもあって、ずっと棚に入っていた。
Passion And Warfare の時に少し取り出してみたが、多くはそのままになっている。いつかこのバンド、The Classified の曲をリリースしたいと思っている。
The Classified は私がカリフォルニアに移って最初に結成したバンドだ。ザッパで働いた直後のことだ。自分のバンドを持つのはいいけれど、問題もある。基本的には全ての費用を負担しなくてはならない。だからこのバンドは短い間しか続かなかった。私の収入はギターレッスンをやった分くらいで、後はバンドのギグで入る僅かな金額だったから。
やがてバンドは私とクリス・フレイザーとスチュ・ハムの3人にサイズダウンした。それが 777 だ。このバンドでは殆どレコーディングをしていない。少しばかりブートレグがあるだけなんだ。
Hot Chunks
まだ頭の中でこのプロジェクトを考えている段階なんだが、過去の様々な音や音声を録音したものだ。例えば、子供の頃に父のレコーダーを持って走り回っていたことがある。それに確かギターを初めた最初の週にそれを録音したカセットもある。もっと幼い頃にアコーディオンを奏いている録音もある。ザッパ時代のものやら何でもある。そういった音源を私はクリスマス休暇の時に聞いてはDATテープに入れていたんだ。今日は65本のコンピレーションDATを作った。今ではそういった録音を入れた800本のDATがある。
Hot Chunks のコンセプトはそれらの録音を編集し、いろいろと手を加えて、私が今までに作ったことのないようなアルバムを作ることだ。まあ、まだこれはアイデアの段階だから、変わるかも知れないけれど。
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遅ればせながら私も The Secret Jewel Box を入手しました。このBoxはいかにもヴァイ先生の趣味と遊び心の塊で、ヘヴィなヴァイファンの心をくすぐる代物ですね。隠しCDを取り出してみて、本当にこれは隠し過ぎて、殆どのファンが見つけていないのではないかと、笑いがこみ上げてきました。(笑)
とりあえず既発のアルバムを揃えて将来の追加リリースを待つこととします。
写真では付属のピックを外して、手元の様々なデザインピックを入れてみました。奥に写っているのが取り出した隠しCDです。(o^-^o)
