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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

若すぎる死

7月23日、若干27歳でエイミー・ワインハウスが亡くなりました。ニュースに驚ろきつつも、やっぱりなぁーという残念な気持ちで一杯になりました。"Rehab"を歌ってグラミー賞新人賞を受賞した彼女は、リハビリ施設を出入りしながら、結果的にアルコールで亡くなってしまったのでしょうか。死因はまだ不明で、急に断酒したことが原因かも知れないと報道もされており、もし事実なら、やるせない結末です。なんだか、グラミー賞受賞の瞬間の喜びの表情をテレビで見たのが、ついこの間だったような気がします。
彼女の独特の声、強烈な個性は音楽の歴史に残るでしょうね。私は彼女の"Some Unholy War"が好きです。

考えてみれば、音楽界にはアルコールやドラッグで亡くなったスターが大勢いますね。天才は長生きできないのか。

女性ロックシンガーといえば、ジャニス・ジョプリン。彼女も27歳で亡くなりました。
女性シンガーと言えば、少し遡るとジュディ・ガーランドもそうですね。47歳で亡くなりました。ビリー・ホリデイは44歳。
男性ロッカーでは、ジミ・ヘンドリックス、ジム・モリソンなどやはり若くしてドラッグで亡くなったスターがたくさんいます。

でも、一方でドラッグから立ち直り、今も第一線で音楽活動を続けているエリック・クラプトンスティーブン・タイラーもいます。人間はやり直せるんだ、と明るい気持ちになれますね。スティーブンなんて、アメアイのジャッジを務めて、かつてのバッド・ボーイが、アメリカズ・スイートハートになっちゃったんだから、びっくりです。

ちなみに、ロック・ミュージシャンでもドラッグに無縁な人はいて、MR. BIGのポール・ギルバート先生のインタビューによると、最大のドラッグ体験は歯医者の麻酔だったとか。さすが、" a guitar player next door" (私の造語です。親しみをこめて・・・)。