今週のギター界ニュースをピックアップ：ヌーノ、マーティ、ジョエル、オリアンティ

このところネタ低調のため（笑）、今週のギター界で私が注目したニュースを４つほどピックアップしてまとめてみました。

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１．スーパーボールハーフタイムショウリアーナ f/ ヌーノ

HR/HM界のギターヒーロー、ヌーノが米国１ビッグなイベントに登場するということで期待していました。ヌーノがリアーナのバックで弾くのは久しぶりだと思いますが、このビッグイベントのためにご指名が入ったのだろうと想像しました。

前日にはロック界著名DJのエディさんがこんな夢あふれるツイートをしていました。

Imagine if she opened with Decadence Dance by @ExtremeBand and @nunobettencourt opened the show by cranking out that riff ….? One can dream … https://t.co/6Je8TqwOZE
— Eddie Trunk (@EddieTrunk) 2023年2月12日

「リアーナが Extreme の "Decadence Dance" のあのリフで、ヌーノがショウをスタートさせるのを想像してみよう、夢くらい語ってもいいだろう」

想像しただけでめちゃカッコイイです。しかしながら現実はロックファンの期待とは正反対でした。ダンサーが大勢登場するEDM音楽に楽器の登場するパートは無い…動画の終盤でやっと３秒程ヌーノが映りますが、ほぼ演奏する姿は見れません。ギターソロくらいはあるかと思ったのに、ヌーノの無駄遣いってこういうことだよ。

（当日の映像はこちら）

２．マーティ・フリードマンと Megadeth が日本武道館で共演決定

２月27日の日本武道館公演で、マーティ・フリードマンと Megadeth が共演することが公式に発表されました。30年前に果たされなかった日本武道館公演が当時のギタリスト、マーティのゲスト参加で実現されるとは歴史的イベントになりそう。

当日のライブは日本国内ではWOWOWで生中継、その他全世界ではライブ配信されるそうです。現在の Megadeth ギタリスト、キコさんとマーティの共演が楽しみです。

日本遺産大使を務めるマーティさんは、13日の「日本遺産の日」に公式テーマ曲のプロモーションビデオを公開しています。美しい映像と美しい音楽に感動しますので、超おススメです。（ビデオはこちら）

３．Joel Hoekstra's 13 3rd アルバムに新シンガー参加

新たなラインナップとなった Revolution Saints のニューアルバム『 Eagle Flight』の発売を４月21日に控えているジョエル・ホークストラが自己のサイドプロジェクトである Joel Hoekstra's 13 による 3rd アルバムの参加ミュージシャンを発表しました。

１作目からずっと参加しているヴィニー・アピス、トニー・フランクリン、デレク・シェリニアン、ジェフ・スコット・ソートに加えて、新シンガーにギリッシュ・プラダン Girish Pradhan を迎えたそう。

Update from @joelhoekstra13 about the upcoming third album from Joel Hoekstra's 13! @FretlessMonster @VinnyAppice1 & @DerekSherinian return along with a new lead vocalist.....Girish Pradhan! Look for the album this summer. @gatcofficial pic.twitter.com/sxs5tAIuzX
— Frontiers Music srl (@FrontiersMusic1) 2023年2月14日

「彼はこのアルバムでキメてくれた。彼を迎えられて興奮しているよ。僕がアルバム制作を楽しんだように、皆もこのアルバムを楽しんでくれるといいな」

ギリッシュはインド出身で彼のメタルバンドは日本デビューも果たしている模様。（B!誌に取り上げられている。ご参考リンク）ジョージ・リンチの End Machine の新シンガーにもなっていて、これからどんどん頭角を現すのかも。

思い返せば、2020年２月にジョエルと話したとき、 Joel Hoekstra's 13 は 2nd アルバムの制作中で、ラッセル・アレンのボーカル録りに時間がかかるという話を聞きました。それでレーベルからは多数の若手シンガーの推薦を受けているという話で、「南米のシンガーやその他のシンガーの歌を聴いたけど、皆凄く才能があるんだ」と感心していました。

２作目では長きの友情と信頼でラッセルの仕事を待ったけれど、３作目では益々多忙になるラッセルを待つよりもスピード優先、新たな才能に懸ける方向に行ったのでしょうね。私はディノ・ジュルーシックが新シンガーだと予想していましたので、この発表は驚きましたが、新シンガーの活躍が楽しみです。

Joel Hoekstra's 13 の 3rd アルバムはもうレーベルに提出されているようなので、今年夏以降年内に発売でしょうか。ちなみに2022年の TSO ツアー後に Revolution Saints の次作アルバムも既に録音したそうです。Whitesnake のツアーは今年期待できなさそうですが、ジョエルからは新たな音楽が続けて届けられそうです。

４．オリアンティとトレイシー・ガンズが交際

私は17日の海外メディア・ニュースで知ったのですが、しばらく前から交際していたみたいですね。何と言っても微笑ましいのは57歳のトレイシーがインスタに綴るオリちゃん投稿の数々。

人生の折り返しを過ぎてから、新たなお相手にこんなに胸躍らせている男性の胸中を読んで、こちらも胸キュン。

２月17日の投稿では、色々あった近年を振り返り、新年はオリちゃんとは「良い友人のままでいようと一度は決めたけれども、彼女のおかげで自分は間違っており、人には愛が必要だとわかった」のだそう。

バレンタインデーにはお互いのプレゼントで祝う様子が投稿されていますし、１月末には「I love you」の投稿もあります。何よりもオリちゃんと一緒のトレイシーが温和で満ち足りた良いお顔なのが、２人の良い関係を物語っているようです。どうぞお幸せに。