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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

Steve Vai : Live at the Astoria London

Sv_lal

ヴァイ先生のソロ・ライブDVD3枚の中で私の一番のお気に入りが2001年のロンドンライブを収めたSteve Vai : Live at the Astoria Londonです。その理由は以下のとおり。

1. 一番ヘヴィにROCKしてる!
2. ベースにビリー・シーンが参加している!
3. ショウ的パフォーマンス精神たっぷり

通常はスティーブ・ヴァイとバックバンドになるところが、スティーブ・ヴァイとバンド、フィーチャーリング、ビリー・シーンって感じのこのステージでは、他のソロ・ライブと違って、オープニングが"Shyboy"なんですよね。ボーカルはビリーで、オープニングからヴァイ先生とビリー先生の激しい掛け合いが見れちゃうから鳥肌もの。
ちなみに登場したヴァイ先生は黒い皮製のブルカというか、マスク着用で、怪しげ&セクシーです。ビリー先生は見せ場はパワフルだけど、バックバンドとして控えめにしてて、全身黒のいでたちといい、大人だわ。

黄金色に輝くシャツに着替えたヴァイ先生がつばの大きな黒いお帽子とエルトン・ジョンばりのサングラス姿で、ギターを背負って踊ってくれるシーンも(ある種クリーピーではあるけど)楽しい。"The Animal"は超カッコイイしね。

「メタルの時間だ」で始まる"Bad Horsie"はショウアップされてて大好き。ヴァイ先生は多色のLEDライトをつけたヘッドギアをかぶって登場。ギターのネックも電飾つき、先生の5本の指にも赤いレーザーがついてて、ダークになった会場で映える!映画の「ブレード・ランナー」ぽい雰囲気の演出です。ここではダブルネックのベースを弾いているビリー先生の指にも赤いレーザーがついてるし、ベースにも控えめながら電飾ついてます。解説によると、ダブルネックのベースは22kgもあるそうで、しかも電飾がウーウー音を出すそうで、かなりビリー先生は大変だったとか。

ヴァイ先生のソロ・ライブなんですが、ビリーが参加しているので、ビリーの1stソロ・アルバムの"Chameleon"もやってくれているのは、2人の仲だからなんでしょう。元々この曲のギターソロはヴァイ先生が弾いたとはいえ、ステージでやってくれたという貴重な映像。ここでもギターとベースの激しい掛け合いがカッコイイです。

ヴァイ先生のお召し換えはあと2回。ジャケ写真のノースリーブトップスにVAIマークの腕章(?)姿(クール!)と黒のレース編みニットとシャイニーな白パンツでした。この頃のヴァイ先生はまだ痩せる前で、胸筋や上腕筋もガッツリしてて、セクシーなのよねぇ。最近のヴァイ先生は痩せ方が激しいのでちょっと心配。ビリー先生より少し若かったはずなので、ビリー先生同様に元気でいて欲しいです。

ギターはよくお使いのEVOとFLOがメインでした。この3文字がどういう意味かコメンタリーで質問が出ていましたが、ヴァイ先生いわく、内緒だとのことで。ライブでみかけたカワイイ女の子のことを"URAQT" (You're a qute.)と映像に入れるヴァイ先生なんで、そういう略語なんでしょうか。あと、ギターのピックアップの下に緑のテープを貼ってあるのは何なんでしょうね。ヴィジュアル的にイマイチじゃないかと思うんですが。。。

冒頭からラストの"The Attitude Song"までヴァイ先生のゴージャスなプレイから目が離せない(舌弾きの時はちょっとキモイけど)大満足ライブ映像。またビリー先生と組んでくれないかなぁ。