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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

ギタリストと指の長さ

ギターの腕前は何で決まるんでしょう。アドリブが巧みとか、感性が豊かだとか、いろいろあるんでしょうが、誰が何といっても(誰も何とも言ってないけど)それは「指の長さ」ではないでしょうか。オリンピックの短距離走種目が、今やアフリカ系人種の選手による独壇場であることを持ち出すまでもなく、もって生まれた身体能力の差はいかんともしがたいものがあります。

指が長い、それだけでそうでない人より3割は得するのではないでしょうか。第一、指が長いと弾き姿が華麗に見えます。
ギターを引く姿を見ていて、なんて長い指なんだろうと思うのが、まずは光速ギタリストことポール・ギルバート先生。小指が普通の人の中指ぐらいありそう。「そんな押さえ方できんの?」みたいなポジションですよ。

同じくメタル系ではスティーブ・ヴァイ殿下ですな。あの独自フレーズは彼の指なくしては奏でられないものでは。そして何と言ってもギターを弾く姿が美しい。"Alien Love Secrets"のジャケ写真を見れば長く細い指はまさにエイリアン級です。
フュージョン界ではリー・リトナー御大に止めをさすでしょう。この人の指は長いというより細い。ほとんど指を伸ばしたまま(に見える)でフィンガー・ボードの上を滑らかに、しなやかにすべります。

逆に、指が美しくない人は、失礼ながらイングウェイ・マルムスティーン。メタル系ならぬメタボ系。もう少ししぼったらどう?スティーブ・ルカサーも近頃は指がぷよってる気がする。

ギタリストでテクニックの壁にぶち当たった人は、自分のにもあの指があったら・・・、ポールのビデオにため息ついたりしたんでしょうか。。。(身近に実体験者あり)