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ポールもリッチーもダグも出た、THAT METAL SHOW

THAT METAL SHOWをご存知でしょうか。私は最近ネットで見つけました(遅)。ハードロック、ヘヴィメタル専門のトークショウ番組だなんて、限られた視聴者をターゲットにした番組が米国では2008年11月から始まっており、現在も放送されていて、なんと既に第9シーズンです。すごいですね、よくスポンサーが付いたもんだ。
番組オフィシャル・サイトはこちら。放送済みの回はビデオで見られるようになっているんですが、それは米国でのことのようで、日本からは視聴できません。スカパーさん、この事態をどうにかして欲しいよ。音楽系のチャンネルでシーズン1からの全エピソード放送を希望!

番組は3人のホスト、エディー・トランク、ジム・フローレンタイン、ドン・ジェミソンという3人のメタルおじさんとゲスト・ミュージシャンのトークで繰り広げられます。詳細やこれまでのゲスト一覧はこちらでまとめられています。

歴代の豪華ゲストの話は次回以降にして、今日はシーズン6から始まった、番組のゲスト・ギタリストの話。これが凄いんだってば。
番組途中にCMを挟むのですが、そのCMに行く前に毎回、ゲスト・ギタリストが数秒ほどのギターソロを生で弾いてくれるんです!ゲスト・ギタリストはそのためだけに、客席の間に座って「CMの後は、次のゲストを迎えるから、楽しみにしてくれ。じゃぁ、ポールよろしく!」みたいなホストの合図が出たら、立ち上がってかっこいいソロを聴かせてくれるんです。しかも、ゲスト・ギタリストは現役の人気ギタリストってところが凄い。

これまでのゲスト・ギタリストを挙げると、ジョージ・リンチ、リッチー・コッツェン、ダグ・アルドリッチ、ポール・ギルバート、トニー・マカパインなんてラインナップなんだからびっくり。

ここからは私の想像なんですが、このゲスト・ギタリストのアイデアはシーズン1のエピソード2で登場したイングウェイ・マルムスティーンの回で、ゲスト・トークの後、CMの前にインギーがギターソロを生で聴かせ、客席興奮!のシーンがあるんですが、ここから来ているのではないかなぁ。形になるまでには2年かかったことになるけど。ある程度番組が成功しないと、予算も取れないだろうし。

ちなみに、このゲスト・ギタリスト企画は進化をとげて、ゲスト・ベーシストの回もあります。初めて登場するのは我らがビリー・シーン。シーズン7でゲスト出演したビリーはそのシーズンに2回ゲスト・ベーシストを務めます。多分、今年のワールド・ツアー出発前に一気撮りしたんでしょうね。シーズン7は番組の半分の回をビリーとポールがゲスト務めてますので、MR. BIG祭りって感じでしょうか。日本でも放送して欲しい!