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エリック・マーティン  グラハム・ボネット&ボビー・キンボールと共演

欧州をソロ・アコースティック・ツアー中のエリック・マーティンですが、10月18-20日ノッティンガムで行われたFirefestというメロディック・ハードロックのフェスティバルに Legend Voices of Rockとして最終日のステージにヘッドライナーとして登場しました。

Legend Voices of Rockの企画はその名のとおり、ロックのレジェンド・ヴォーカリストに代表曲を何曲か歌ってもらう企画で、この日はグラハム・ボネットエリック・マーティンボビー・キンボールの順に名曲を歌った模様です。

例によって、エリックはステージでよく喋ってます。プロジェクト・ネームについて、「Legend Voices of Rock ってさぁ、僕には死んだ人のためにとっておく言葉って感じがするんだよね」と言って、慌てて、今回のプロジェクトの発起人であるギタリストのトミーに向かって、「ごめん、悪気はないんだ」って謝ってます。(笑)

Alive and kickin'、Addicted to that rush、Daddy, brother, lover, little boy とバンド演奏でMR. BIGのハード・ロック・ナンバーを歌うエリックを見るのは久しぶりでうれしくなります。その一方で、この曲の演奏はやっぱりポールとビリーとパットでないとなぁ、という寂しさもこみあがってきました。

この日トリのボビー・キンボールのアンコールでは、TOTOの名曲Hold the lineをグラハム・ボネットエリック・マーティンも参加して歌っています。いやー、このメンツのステージは想像したことなかったわ。

エリックですが、11月のイタリアでのソロ・ライブでは、いつものアコースティック・セットに前座のバンドを加えてSweet Home Alabamaも歌っています。このカバーはいい感じ。

このライブの後にエリックがインタビューに答えています。今年の初めからハードなワークアウトを開始して、ビール腹からの脱出を図っているというエリック。6パック(腹筋が6つに割れる状態)になりたいけど、今は3パックを目指しているそうです。(それって、どういうの?)その成果は上のビデオからはいまいち確認できませんが。(笑)

それにしてもMR. BIGの新譜が待たれます。エリックの言うとおり“Don't wait too long!”です。ポールの名前が出てきていますので、ポールとエリックで作曲は始めているいかも知れない、とファン心理で期待しちゃいます。

2014年3月のMonster of Rock Cruise(フロリダから就航するクルーズ船でロックライブが楽しめる企画)にはThe Winery Dogsでビリーとリッチーが参加しますから、ソロで参加するエリックと共演してMR. BIGをやって、多忙のビリーを捕まえて新譜の準備をして欲しいぞ!

インタビュー抜粋

ソロ・アルバムの製作を考えていますか?

90年代からずっと考えているけど、僕のプライオリティはMR. BIGなんだ。ポール・ギルバートと曲を書くのは楽しいから大好きなんだ。ポールと僕のソロ・アルバムを作れたらいいなって以前は思っていたけど実現できなかったな。今はソロ・アルバムならアコースティック・アルバムを作りたいね。これまでのベストは“Somewhere in the middle”だから。

MR. BIGの新作について

ニューアルバムを作りたいし、それが現在のプライオリティだ。今は皆とメールで連絡をとって、スケジュール調整してるところさ。僕はいつも言ってるんだよ、「早くとりかかろうぜ!」って。