ニュー・アルバムの"The Story Of Light"リリースに伴い、スティーブ・ヴァイのメディア露出が増えていますね。雑誌ではめったにお目にかかれないヴァイ先生のインタビュー記事がBURRN!にも PLAYER にも、YOUNG GUITARにも掲載されており、雑誌を買ってエンジョイできました。
中でも、YOUNG GUITAR 9月号(画像左側)では表紙をヴァイ先生が飾っておりまして、インタビューは"The Story Of Light"の日本版CDのライナーノーツを担当された福田真己さんがされています。それゆえにディープな質問が多く、ヴァイ先生をうならせていました。今回のアルバム発売に合わせたヴァイ先生のインタビュー記事は国内・海外ものを含め、多数読んできましたが、福田さんのインタビューは深く細かかったですね。ヴァイ先生自身にとってもこんなに勉強してきたインタビュアーは珍しかったのでは。
YOUNG GUITARといえば、2007年10月号(上画像右側)で「奇跡の」ヴァイ先生チュートリアルDVDを実現していましたねぇ。2012年 9月号にもDVDの付録がついていまして、"The Story Of Light"からレッスン用にリフをチョイスしてヴァイ先生の実演解説があります。しかも、ヴァイ先生のスタジオ、The Harmony Hut の撮影動画もついています。
この新しいヴァイ先生のスタジオについては、Premier Guitar でインタビュー動画(上)が紹介されていましたが、日本のメディアが入ったのは初めてかも。こんなに力を入れた特集はうれしいです、YOUNG GUITARさん。
海外ギター雑誌にもヴァイ先生の露出が多くなっていますが、その中からGUITAR WORLD の9月号を入手しました。この雑誌、他誌と違ってヴァイ先生のインタビューに加えて、Tosin Abasiとの対談があって、面白い趣向になっています。
Tosin Abasiのことはこの雑誌で初めて知りました。プログレ系のギタリストで8弦弾く人なんですね。プレイする動画を見てみると、ヘヴィーでクールな音楽で私好みかも。
52歳のヴァイ先生と29歳のTosinというふたまわりほどの歳の差がある2人は聴いて育ってきた音楽も違ってなかなか興味深い。ヴァイ先生がTosinを知ったのは、息子の部屋から聞こえてきた音楽からだそうです。Tosinにとっては7弦ギタープレイを開拓したヴァイ先生はもちろん音楽的影響が大きかったそう。インタビューでのヴァイ先生の印象的な言葉をご紹介します。「ギターは6弦でも、7弦でも8弦でも十分だ。自分の創造力にマッチすれば、4弦であっても、たとえ1弦であってもいい。」
ところで、"The Story Of Light" は発売後、日本で洋楽チャート(international releases) 4位デビューしたそうですが、どんなチャートなんでしょう?よく知らないのでご存知の方があれば教えてください。