Guitar Interactive Magazineってご存知でしょうか?私は最近知ったばかりなんですが、ネット上でタダで読めてしまうギター・マガジンなんです。タダなのに、紙面の構成やインタビューの質も高く、動画もたっぷりあります。これスゴイ。
第12号(issue 12)は"The Story of Light"の発売記念でスティーブ・ヴァイ特集だったんですよ!9ページに及ぶインタビューと動画は涙モノ。紙面をクリックするとページは読みやすく拡大されます。
紙面ではヴァイ先生の音楽人生をダイジェストで紹介した内容となっており、動画インタビューはアルバム"The Story of Light"の曲解説をヴァイ先生の自宅スタジオ"Harmony Hut"で行った内容で、その場でのリフ解説や奏法の解説まで楽しめます。「読み物」と「動画」の特性を生かした創りはオンライン・マガジンとして洗練されています。
インタビュー1(オンライン・マガジンで全部視聴可、以下動画はその一部)
「商業的なものよりも、自分が本当に好きなもの、聴きたいと思う音楽を創りたかった」
インタビュー2
"Creamsicle Sunset", "Gravity Storm" の奏法解説。左足でペダルを踏む理由まで聞けます。
インタビュー3
「ロックのヴィブラートはこう、#~ナチュラルだ。クラシックのヴィブラートは♭~#を出す。私はクラシックのスタイルは角ばっている感じが好きじゃなくて、指を回すサーキュラー・ヴィブラート奏法を考え付いた。指の動きで♭~#を出せるし、スピードのコントロールも自由にできる」
インタビュー3の12分位(オンライン・マガジン動画)ではインタビュアーのステュアートが"No More Amsterdam"のタイトルから連想したデヴィッド・カバーデイルの歌 "No more beers, No more drugs" とヴァイ先生の伴奏で歌いだすところが笑えます。
ちなみに、最新の第14号(issue 14)はリッチー・コッツェン特集だったりします!
リッチーがインタビューで、若い頃にスティーブ・ヴァイのアルバム"Flex-Able"を聴いて、"The Attitude Song" を練習した話も印象的。
これまでのバックナンバーもネットで読めるので、これはしばらく目の離せないサイトになりそうです。