11月12日、月曜のライブでHoobastankを見に行ってきました。
正直に言いますと、彼らのことは今年のサマソニで知りました。(*^-^) ニューアルバム"Fight or Flight" から"This Is Gonna Hurt"のヘヴィなイントロのギターが気に入ったのです。ヴォーカルの上手さや、キャッチーでメロディアスな楽曲も好きになったので、名古屋ライブの機会に参戦。
会場ではステージ向かって左側後方、人垣の中からなんとかギターのダンを見れるくらいのポジションを取りました。雑誌で読んだ、ダンが使用しているという噂の3段ペダル・ボードが見たかったのですが、この後方位置からは足元なんて何も見えず残念。でもギタープレイはしっかり見れそう。
7時定刻に"Just One"で始まると、会場は早くも激しい盛り上がり。しかし、音悪い!!これじゃあ演奏がもったいないよ。この会場ってこんなに音悪いんだっけ?もう爆音でごまかすしかないって感じ。ステージは特段のMCもなく、淡々とセットリストが進んでいきます。横浜のセットリストをネットで見ていったのですが、少し変更されていました。"Same Direction"、"Inside of You"が入ったり、 "Magnolia"がなかったり。記憶が定かでないため、セットリストの掲載はきちんと記憶している方にお任せします。
さて、今日のライブはギターのダン目当てでした。彼は派手なギターを聴かせるタイプではないけど、幅広いギターサウンドと正確に刻むリズム・ギターでバンドのギターとはかくあるべきという姿を見せてくれたと思う。冒頭の3曲を演奏後ギターをチェンジすると、その後3曲は毎曲ギターをチェンジするところに驚いたのですが、4本目のレスポールでその後はアンコール1曲目まで通していました。ということで、本日ダンが使ったギターは合計5本。 "This Is Gonna Hurt"のアーム使いなどは観察してました。この曲はペダルの切り替えも忙しそう。
"Running Away"の紹介では、ボーカルのダグが「今回の日本ツアーは僕らにとって特別なものなんだ。僕らが日本で演奏できるようになってこれで10年になる。僕らは本当に幸運だし、こうしてライブに来てくれるファンのおかげだ」と言って、10年前の記念すべき曲を演奏してくれました。
盛り上がり続ける会場は結構な熱気になっており、ステージ前方から大声で、「暑い!!!(日本語)」という叫び声が。さらに「私達もう汗だくなのよ!!」という声が会場からあがると、ダグが「そうだよね。ステージは物凄く暑いんだよ!皆よくやってるよね!」なんてやりとりがあり。(笑)
途中で、どこぞのママが「子供たちを連れてきたんだけど、全然ステージが見えないの。そこにあげてもらえる?」という声にダグが「じゃあ、ここにおいでよ。」と言って、小さな男の子と女の子がステージに上がるというハプニングがありました。(未就学児童も入場できるんだ!?)「名前は?」とダグに聞かれ、きちんと姓名を名乗る子供たちでしたが、日本人の苗字と名前の連続発音は彼らには分からなかったみたい。
一曲終わってから、「ママのところに戻りたい?それともここにいる?」と聞かれた子供たちはステージを選んだようで、「アメリカに連れ去っちゃうよぉ」なんて言われていました。爆音だから幼児の耳に悪いということで、耳栓も装着されていました。爆音の中、泣かず騒がず、大人しい子たちだったなぁ。
アンコール前の"The Reason"演奏にあたって、もう一度ダグから10年目の感謝の言葉がありました。「もういちど感謝の気持ちを言わせて欲しい。僕らは本当にラッキーだ。君たちのおかげで僕らはここにいる、ありがとう。」
ええ、もうアナタの気持ちはよく伝わってきましたよ。
アンコールで"Crawling In The Dark"を始める前に、「次の曲が今夜の最後だよ。ジャンプするのはこれで終わりだから思い切り行こう!さあ、皆座って!」と言ってステージ前方の観客を座らせたダグ、「さあ、曲が始まったら、何をするか分かるね!」と今夜最後の爆音開始。ジャンプした皆さんお疲れ様。前方はぐちゃぐちゃになってましたね。
私のいた後方はこの「座って」ゾーンより後ろだったので、皆が座った瞬間にさっと視界が開け、ステージが見渡せました。おお!ダンの足元までくっきり見える。あった!あれが噂の3段ペダル・ボードだ!確かにやたら高さがある。ということで大変満足して帰れました。
開演から終了まできっかり1時間半、ライブは熱気が凄かったのですが、音が悪かったのが残念でした。あと、ライブらしいアレンジとか、何かお楽しみが欲しかったなぁ、と思います。ダンのプレイはしっかり楽しみましたよ。
公演終了後のオフィシャル・ツイートでは、"Nagoya you guys were one of the wildest crowds ever! EVER!!!!!!! We love you and can't wait to come back again."というメッセージがありましたので、ワイルドさ加減ではお墨付きを頂いたってことですね。ぜひまた来てください。