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スティーブ・ヴァイ オーケストラ曲では17分で1音のギター

スティーブ・ヴァイの来日公演まであと2ヶ月を切り、来日バンドメンバーの発表がありました。バンドはギターのデイブ、ドラムのジェレミー、ベースのフィリップに加えてキーボードにMichael Arromとなる模様。
エレクトリック・ハープ奏者のデボラ・ハンソンは残りのワールド・ツアーは参加しないようですねぇ。欧州のライブ映像とか見ていたら、彼女がバンドに残るか微妙な感じがしたので、何だか納得。

さる5月24日には、ヴァイ先生はオランダでThe Holland Metropole Orchestraと共演し、新作のオーケストラ曲 "Middele of Everywhere: Still Small Voices" と "Fire Garden Suite" のワールド・プレミアが行われました。

"Still Small Voices"を見てびっくりしたのは、FLOⅢをさげてオーケストラの前に立つヴァイ先生ですが、17分の間に1音しかギターを弾いていません!ずっと瞑想状態です。なにこれ~?と思ったのは私だけではないハズ。

そんな疑問を解決してくれたのが次のインタビュー動画です。

ヴァイ先生の解説によると、"Still Small Voices"では17分間にギターサウンドは1音だけで、自分は17分間瞑想している。姿勢のキープも含め、これはなかなか難しいんだよ、とのこと。FLOⅢにはサステイナーがついており、これで1音を出し続けているんですね。
ははぁ、さようですか。。。その1音って必要なんでしょうか?なんて口が裂けても聞けないワ。

インタビューでは他に、ロックミュージックとオーケストラ曲のどちらを今後やりたいかなんて質問もありました。

ヴァイ先生によると、どちらの作曲も演奏も楽しいので、両方やっていくとのこと。歳をとってギターが弾けなくなるような日がくれば、作曲の方に行くかも知れないが、分からないそうです。
そんな時が来るのか分かりませんが、これからもずっとヴァイ先生にはギターを演奏し続けていただきたいです。来日公演楽しみだよ~!!