映画「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」は見ましたか?私はこれを見て泣いたクチです。ドキュメンタリー映画としての出来もいいし、HR/HMファンにはより一層心に届く作品でした。
で、そのアンヴィルのリップスが今年のNAMMショウに参加していたようで、インタビュー動画がありました。初めてNAMMショウに参加したというリップスがもう楽しくて仕方ない様子でインタビューに答えています。映画のその後の彼らがどんな様子なのか気になっていたけど、元気でやっているようです。
<インタビュー要約>
アンヴィルのリップスだ!
俺達はNAMMに来たのも初めて。しかもここ、Bugeraブースで演奏するんだぜ!
数ヶ月前にあるメーカーのアンプを買いに行ったんだけど、もうミュージシャン・ディスカウントができないって言われて、1,500ドルも払った。俺には大金だ。
実はBugeraってアンプ・メーカーのことは少し前に電話をもらうまで全く知らなかった。だけど、俺にアンプを提供してくれるって言うんだよ。スポンサー契約なんて俺にとっては初めての経験だ!使ったことのないアンプだったから、どんな音か心配だったけど、すごくいい音だ。
しかも、一度も来たことのなかったNAMMに招待されて、しかもプロとしてここでステージをやるんだ。全てがすごい勢いで起こってて、夢みたいだよ。
愛用してるディストーションペダルは1980年代製のTokai(その名のとおり日本メーカーです。当時Boss DS1のコピーとして登場したようですが、安くて性能が良かったみたい。それにしても長持ちしてるな!)
俺のギターはカスタムメイドのセミホロウのフライングVだ。
ハーモニックフィードバックがいいんだ。弦を振動させるこの音はストラト同様だね。
今は15枚目のアルバムが出来たところ。5月末に発売予定だ。(タイトルは"Hopen' Hell"のようです。聞き間違いしてるかもですが・・)
今俺たちはバンド結成以来、最高の音楽を書いてる。まるで25歳の頃みたいさ。
俺はこの情熱を失ったことはない。音楽が好きなんだ。好きだから続けてきた。金のためじゃない。
映画でも言ったけど、99.9%のミュージシャンは音楽で稼げない現実があるんだ。
俺たちはこれからもロックしていくぜ!
Bugeraブースで1月26日に行われたミニライブの模様が下の動画です。リップスがすごく楽しそうに演奏しているのがいいですね。25歳どころか、16歳のギター少年のような瞳ですよ、なんだか見ているこっちの心が洗われるなぁ。