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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

スティーブ・ヴァイ来日 男山な感動

前の記事でヴァイ先生の名古屋公演後に出待ちしたと書きましたが、それが後に意外な結果になりましたので、ここから長々と書くことにします。よろしければお付き合いください。

1.名古屋出待ちの顛末

出待ちしていると、最初にフィリップが出てきました。私は始めて彼に会ったのですが、一目で彼の「いい人オーラ」に気が付きました。彼はほんの数歩でこのオーラを振りまいちゃう人。数人ほどの出待ち人からのサインや写真に大きな笑顔で答えていました。

次に出てきたのがジェレミー。彼もニコニコ顔でファンサービスしてくれました。このフレンドリーな雰囲気はバンドの関係がとても良いということなんだろうな、と妙に納得。

続いてヴァイ先生が登場。その場ののどかな盛り上がりは一気に熱を帯びたものに変わりました。ヴァイ先生も笑顔でファンサービスしてくださいましたよ。

私はその日、ヴァイ先生にギフトを用意していました。日本酒とその酒造メーカーロゴの入ったTシャツです。先生が日本酒好きかどうか知りませんでしたが、日本のお酒はおいしいので、気に入ればいいなぁと。

その日は先生にギフトを手渡し、サインを頂いて帰りました。
日本酒好きかなぁ?Tシャツはヴァイ先生に着てほしいけど、サイズが合うか分からないし、パジャマにでも使ってもらえたら。サイズ合わなければスタッフの誰かに着てもらえれるよね、くらいの気持ちでした。

Vai_smile

笑顔で登場したヴァイ先生

With_giftbag_2

ギフトを受け取ってくれました。

Autographing

サイン中。ギフト袋の中、上の黒地にゴールドの線が見えるのがTシャツ。下のベージュ色が日本酒の箱。「男山 純米大吟醸」です。

2.東京EVOの顛末

ヴァイ先生のツアーでは、EVO Experienceというプレミアムチケットがオフィシャルサイトで販売されており、チケットの特典はライブ当日にヴァイ先生とのQ&Aセッション、ミート&グリート、サウンドチェック見学などがあります。東京EVOに参加したところ、サイン&フォトセッションでは・・・

Q&Aセッションが終わり、1人ずつ、サインしてもらうグッズを持ってヴァイ先生の隣へ座る手順で始まりました。参加者の皆さん、ディープなファンの方が多いので凄いグッズを持参される方多数。これらを拝見させてもらうだけでも楽しかったです。あの完全限定生産モデルのJEM-EVOも拝見させてもらいました。Passion & Warfareのゴールドディスクをお持ちの方もいらっしゃいました。これにはヴァイ先生も感心されて、熱いメッセージ付きのサインをされていましたよ。快く見せてくださった方々、ありがとうございます。

自分の番になったとき、椅子に座りながら「(名古屋であげた)お酒飲まれましたか?」と聞くと先生からこんな返事が返ってきました。

「私は酒は飲めないので、スタッフにあげたんだ。でもあのTシャツは昨日1日中着ていたよ。とても有名な日本酒らしいね。私が着ていたら皆が教えてくれたよ、ありがとう。」

え?今何て言いました??どういう意味??頭の中に?が4個くらい並んでるんだけど。

1. 聞き間違い (可能性 30%)
2. 単なるリップサービス (可能性 40%)
3. ホテルの部屋で着ていた (可能性 20%)
4. 大阪サウンドチェックで着ていた (可能性 10%)

頭の中がパニックになった私は、フォトセッションなのに、カメラを見ることも忘れてしまった。ゆえに貴重なツーショットの機会が散々なものに。(涙)

頭の中の?を解決するため、大阪EVOに参加された方に後で恐る恐る聞いてみたところ、
ヴァイ先生は大阪サウンドチェック時に背中に「男山」と書かれたTシャツを着ていたというではありませんか?!
まさか、4番だったの?!!!

3.大阪EVOの男山

どうしてもそのTシャツを着たヴァイ先生の姿を見たい!幸いなことに大阪EVOに参加された方からヴァイ先生の画像をいただきました。感激です!ありがとうございます。(号泣)

何でも、ヴァイ先生は最初JKを着てQ&Aセッションに参加されて、サウンドチェック時にJKを脱ぎ、皆に背中を向けたら、Tシャツの背中にデカデカと「男山」と書いてあったので、一同大ウケしたそうなのですが、理由が分からないヴァイ先生は完全スルーしていたとか。(その場を想像すると笑える。)

もし、このブログを読んだ方で男山姿のヴァイ先生画像を持っているからあげるよ、という危篤な方がいらっしゃいましたら、メールツイッター(@ribbon_bear)でいただければ感激です。

男山なヴァイ先生 画像のご提供いただいた方々、心から感謝申し上げます。

Otokoyama_jk

JKの下、胸元にロゴがチラ見え。(このJKは名古屋の帰り道に着てました。)

Otokoyama_c_resize

胸元のロゴは男山

C_osaka13

背中を見せたら、男山

Otokoyama_arm

袖の文字は大吟醸

Vai_bighand_s

これはオマケ。まともなツーショットは撮れなかったけど、ヴァイ先生と手のひら合わせ写真です。
ちなみに私の手、中指先端までの長さは18cmです。
ヴァイ先生、どんなデカイ手してますのん!!!

そんなことがあり、興奮状態で東京公演を見たのですが、そこでもヴァイ先生の人柄が伝わる出来事がありました。

アコースティック・セッション時、スタッフが豪華なフラワーアレンジメントをステージ中央に持ってきたのです。何だろうと思っていたら、ヴァイ先生いわく、(恐らく当日のライブを見に来た)友達からのプレゼントだそう。花へのお礼をしっかり贈り主へ伝えたいがために、そうしたんですね。ステージから丁寧にお礼を仰っていました。ヴァイ先生の素のところでの誠実さというものを垣間見たと思います。

そんなヴァイ先生だから、もらったTシャツを翌日着るというのはごく普通のことだったのかも知れません。うれしくて泣ける。