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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

スティーブ・ヴァイ in 大阪 深夜のサプライズ!

7月10日のスティーブ・ヴァイ Billboard Live 当日に行われたEVO Experience。その模様とライブ終了後~翌日にかけての出来事を前回に追加して書きます。まさかの幸運に恵まれてしまいました。

■EVO サイン&フォトセッション

Q&Aが終わるとヴァイ先生とのサイン&フォトセッションに移ります。参加者はそれぞれ思い入れのグッズとカメラを持って順番を待ちました。
私は持参したギターを持って列に並んだのですが、ちょうどそこにファイア君(ツアースタッフとして同行しているヴァイ先生の息子)がいたので、話しかけてみました。

私(以下M):ハイ!

ファイア君(以下F):やぁ。そのギターって凄く綺麗だよね、それに音も凄くいいんだ。

M:そうよね。私もこのギターはとても美しいから大好きよ。ところで、あなたに質問があるんだけど。

"Ya-Yo Gakk" で歌って話してるのはあなた?

F:あれは僕じゃなくてジュリアンだよ。

M:そうなんだ。でもあなたも周りで遊んでいたんじゃない?

F:うん、でもほとんど覚えてないんだ。

M:そのとき何歳だったの?

F:う~ん、(少し離れているヴァイ先生に)父さん、"Ya-Yo Gakk"の時って僕何歳だった?

ヴァイ先生(以下V):3歳!

間髪を空けずに返ってくるヴァイ先生の答えに、さすが父親だなぁ~と感心しつつ、親子の会話を聞けたことにドキドキしました。Dadと呼ばれているのね!

ファイア君は会話の後も私の荷物を持ってくれたり、笑顔のカワイイ好青年でした。ここで彼と会話したことが、後で大きな助けになったのでした。。。

サイン&フォトセッションは緊張のうち、あっという間に終わってしまいましたが、持参したEP10にはしっかりとサインをしていただけました。家宝にします。ギターテクのトーマス氏からはヴァイ先生使用済みのギター弦もいただきました♪

Signed_ep10

■ライブ終了後のサプライズ

2nd Showが終わったのは11時半近かったでしょうか、会場を出たところで、ライブをご一緒した方たちと立ち話をしていると、気が付けば12時を過ぎました。その場はお開きになり、私は宿泊先のホテルへと向かいました。
ライブ会場近くのホテルなので、ヴァイ先生ご一行様と一緒だったらいいな、という期待がなかった訳ではありませんが、元来運が強い方ではないので、(くじ引きとか当たったことありませんから!)何も考えずにホテルのロビーへ入った時には息をのみ、自分が見ているものが信じられませんでした。

ヴァイ先生とファイア君が目の前に立っている!しかも2人だけで!オー・マイ・ガー!!!誰かを待っている様子。固まっている場合じゃない!これは何としてもお話しなくては!でも何を?

M:今日は素晴らしいショウをありがとう。私もこのホテルに泊まっています。
(ストーカーだと思われないように、宿泊者であることは言わなくちゃ)

V&F:やぁ。

M:(特大スーツケースを持つファイア君に)すごく大きな荷物ね。

F:ステージ衣装だよ、これ全部。大荷物なんだ。(ここでヴァイ先生が至近へ接近!)

M:(ヴァイ先生に)私は今夜両方のショウを見ました。素晴らしかったです。あなたの衣装が替わるのも見れましたし。私はあなたがステージ衣装をたくさん着替えるのを見るのも好きなんです。東京のショウが生放送されたのも見ましたけど、あなたの衣装替えがなくてちょっと残念でしたが、今回のショウは18分・・じゃなくて80分構成だから仕方ないですね。
(私の声が小さいので、ヴァイ先生が至近まで耳を寄せて聞いてくれている!数字を言い間違えるわ、足が震えるわ、失神まであと10秒くらい)

V:80分だって?何てことだ!あいつらカットしたのか!(天を仰ぐポーズ)

M:目が点。あれ?80分じゃご不満?夜中に先生のスイッチ押しちゃった?何とかフォローしろ、自分!えっと、録画した番組の時間は何分だっけ?正確な数字を思い出せ、自分!あー、もう無理・・)
いえあの、確か正確には1時間半ちょっとくらいだったと思います。放送されたビデオはご覧になっていないのですか?

V:いや、見ていないんだよ。

M:あなたは忙しいですから。素晴らしかったですよ。
CS放送だと音と画面の乱れが頻繁にあったとか、死んでも言えない・・足震え続行ちゅう

V:あの日はいろいろと大変でね、生放送の回には都合で衣装替えが出来なかったんだ。でもその後のショウでは4回も衣装替えしてるんだよ!(先生、熱く語りだす)

相づちを打ちながら、もうそろそろ失神しそうだし、どうしようかと思っていたところに、フロントで用事を済ませた様子のピアさん(奥様)が戻ってきました。こんな夜中にご家族様の邪魔はできないので、そそくさとおやすみのあいさつをして別れました。フロントに向かう自分の脚はがくがくしてるし、息が苦しいし、あまりの幸運は体に悪い。

フロントでチェックイン待ちをしていたら、すぐ近くにバンドのベーシスト、フィリップが座っていたので、挨拶して、少々の立ち話をして別れました。あんなに興奮してなかったら、もっと聞きたいことあったなぁ・・・

■そして翌日

朝食後、昨夜のライブでお会いした方々とロビーで会うことになり、ソファー席であれこれとお話していました。
チェックアウトの時刻が近づくとスタッフやバンド・メンバーがロビーを行き来し始めました。あら、まだ皆さんいらっしゃるということは大ボスもやがていらっしゃるということ・・・

やがて登場したヴァイ先生は上下黒に長袖のジップジャケット(暑くないですか?)にキャップ姿。ウロウロとロビーを歩いてベーカリーでパンを購入して旅支度。(朝食まだですか?もう昼ですが)スタッフ一同と出発されるところをお見送りできました。

以上、大阪では信じられないような体験ができました。EVOやライブでご一緒できた皆様、ありがとうございました。ヴァイ先生の来日はしばらく先になりそうですが、The Story Of Light Tour のDVDが来年あたりには発売されそうですので、それを楽しみに待つことにします。