エリック・マーティンが8月3日にアイルランドのDiamond Rock Clubという小さなライブハウスでソロ・アコースティック・ギグを行った模様がこちらに記事掲載されていました。（このライブハウスはキップ・ウィンガーもギグをやっている場所で、キップは今年9月26日のギグ予定があります）
エリックの前座に登場した地元ミュージシャンが観客を沸かせたあと、シンガーがフィアンセに指輪をプレゼントしたというハプニングがあったそうですが、その後にエリックは何事もないかのように登場したそう。
「昨日はWACKENでライブだったんだけど（AVANTASIAに参加）出番がバラードで始まったからさ、メタラーに殺されるかと思ったよ（笑）」と昨夜の小話から始めたそう。
エリックのギグは約90分で、主にMR. BIGの曲を演奏。 "Lost In America"、"Wild World"、"Superfantastic"、 "Electrified"、"To Be With You"などなど。
曲の合間にはたっぷりのジョークで観客を笑わせたそうです。ポール・ギルバートをネタにしたジョークもあり、パーキンソン病が公表されたパット・トーピーについては胸を打つような感動コメントがあったそうで、聞きたかったなぁ。
その日の演奏曲、"Alive And Kickin'" エリックの声は凄くいい調子！ギターで参加しているのは前座に登場したMDRのフィルさん。
下の動画は、今年5月4日のドイツでのギグから。私の大好きな "Stranger In My Life" を歌っています。
エリックは冒頭で、「この曲はあまり演奏しないんだけど、ツアーも終わりだからセットリストにないのをやるよ。アフガニスタンから帰還した兵士を空港で見かけて声をかけて、それから書いた曲だ」と紹介しています。
この曲ではエリックの歌声が本当に素晴らしくて、切なくて涙を誘う！今からニュー・アルバムが楽しみ！
さて、度重なる発売日延期の結果、9月24日にMR. BIG ニュー・アルバム"...The Stories We Could Tell" がリリースされます。恐らくB!誌が世界先行エクスクルーシブのインタビュー特集を組んでいるので情報はどこからも入ってきません。ですが、プレス向けにはアルバム音源が配布されているようで、アルバム・レビューが複数あがってきました。どのレビューの評価も高く、期待が高まります。Melodick Rock, Planetmosh, Rock Guitar Daily
これらのレビューによると、70年代色が濃いブルージーなロックアルバムの仕上がりになっているそう。バラード2曲でエリックが素晴らしいボーカルを聞かせているそうですので、楽しみです。
そうそう、8月24日にはおめでたいニュースが伝えられました。ポール・ギルバートに待望の第一子、Marlon Kanzan Gilbert 君が誕生したそうで、「（僕にそっくりな）長い指と大きな声を持ってる」と早速の親バカぶりを披露しているところが微笑ましい！生後3ヶ月となる息子を置いてのツアーは後ろ髪を引かれる思いかも知れないですが、秋のツアーでは幸せいっぱいの姿を見せて欲しいです。
