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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

Niacin ライブ@Billboard Live Osaka 2014.03.12 スーパープレイな夜

2011年 MR.BIG、2012年 PSMS、2013年 The Winery Dogsとライブ参加続いたので、ここはこの4年間のビリー・シーン皆勤賞を狙うしかない、ということで大阪までNiacinライブに行ってきました。

ビリーのツイートによるとNiacinのライブは10年ぶりだそうで、今月の7~9日までLAのライブハウスで1晩2ステージを3日終えての来日。日本では13日から3日間の1晩2ステージという過密スケジュールです。東京での最終公演はビデオ撮影あるので、後日DVD発売かWOWOW放送かな?

先日、Let There Be Talkというpodcastを紹介しましたが、このエピソード71に出演したビリーは「この先、1人だけ共演できるドラマーを選ぶとしたら誰か?」という質問に迷わず「ロック・ガイじゃないけどデニス・チェンバース」と答えていますので、そんな2人の共演が楽しみです♪

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定刻に3人が登場してライブスタート。私は後方の席でしたが、ビリーの位置から通路を挟んで真正面でしたので、ビリーの指の動きまでよく見え、ベース音が大きく全身に響きました。3人の職人による息の合ったプレイがカッコイイ!

小じんまりしたステージ、中央にはドラム、客席向かって右手にハモンドB-3オルガン、左手にベースのセッティング。ビリーはスツール椅子に腰掛けての演奏です。MCはビリーですが曲の紹介程度、キャップを目深に被っているため表情はほとんど分かりません。ビリーにしては珍しく、演奏中の水分補給に用意してあるのはミネラルウォーター。(ビールじゃない!)

ビリー先生はロックバンドでの演奏で見るよりも様々な引き出しを開けてくれて、ベースってこんなに表情豊かなんだねと改めて感動させてくれました。ベース、オルガン、ドラムの3楽器が絶妙な間合いでかみ合い、1つが前面に出ては下がって、お互いに呼応し、即興のタペストリーが目の前で織られていく様な感じでしょうか。

曲はビリーがツイートで予告していたとおり、新作アルバムKrushからの曲をメインに他アルバムからも数曲ずつ。
"One Less Worry"のドラムはかっこよかった!「この曲は本当に難しいんだ。上手くできるよう祈っててくれ」で始まった"Car Crashed Red"ではオルガンとベースによるコール&レスポンス、怒涛のスーパープレイを聞かせてくれました。いや~、いいもん聞いたなぁ。

私が見た大阪での1stショウが終わったところで、「よし、最初のショウが終わった。まあOKの出来。ちょっと時差ぼけの瞬間が何度かあったし、ちょっと忘れてたパートもあった。次のショウはもう少し良くなるハズ。そしたら寝るぞ!」というビリーのツイートが。

高速プレイからグルーブしまくるサウンドまで、ビリー先生が時差ぼけにやられながら弾いているとはとても思えませんでした。

ちなみに大阪での2ndショウの終演後はファンとのサイン会が行われ記念撮影なんかもあったそうです。そんなぁ、1stショウの後にもやってよぉ~。(涙)

本日のセットリスト

01. Montuno
02. Krush
03. One Less Worry
04. Electrocity
05. Invisible King
06. Low Art
07. Blisterine
08. Time Crunch
09. Car Crashed Red
10. No Man's Land
11. Niacin
encore
12. Birdland