Stay Together

Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

Night Ranger ライブ@ Diamond Hall Nagoya 2014.10.09 ナゴヤガイチバン!

Night Ranger の High Road tour 名古屋公演に参戦してきました。実は昔のヒット曲くらいしか知らなかったのですが、近年2作品がロックしててやっぱりいいですね。チケ取りが遅かったのでスタンディング席。Diamond Hallはスタンディングのイメージしかなかったのですが、着席形式があるんですね。

私のスタンディング位置はPA席後ろだったので、音に期待したのですが、残念ながらイマイチでした。ギターの高音がキンキンきて、ボーカルのミドル~高音が弱く聞こえるのは不運。位置が違えば良かったのかも。

ライブでは元気なオジ様達が見れて聴けて楽しかったです。ジャックおじさんは始終ぴょんぴょん飛び跳ねるわ、ブラッドおじさんは筋肉自慢してぐいぐいアーム演奏してくれるし。青空の下が似合う、からっと陽気なロックもいいね!(ケリ・ケリーさんは夜の方が似合いそうだけど、笑)

======================================

オープニングの"Touch Of Madness" から年齢層高めにもかかわらずオールスタンディングと化したホール。始めから皆さん飛ばしてらっしゃる。ジャック、良く動くなぁ。ブラッドもニコニコでギター弾いてる。そして最初のギターソロきたー!ツインギターのフレーズ、2人が前に出てハモる~。うぃんうぃんアームがうなる~。ジャックの声は(若干お疲れかもでしたが)まだまだいける!楽しいショウの始まり。

3曲目の"Knock Knock Never Stop" が終わって、ジャックがマイクを取りました。

「ナゴヤー!!俺たちはトウキョウで2日、オオサカで1日やって、最後にベストのナゴヤを取っておいたんだー!!俺たちは俺たちのパートをやる。お前たちは自分らのパートをしっかりやってくれよ、頼んだぞ!よろしくな!(Lay It On Me, Baby!! 連呼)」

定番の名曲以外では一番聴きたかった"Lay It On Me" が聞けて嬉しい!お、イントロの8フィンガータッピング・フレーズだけど、ケリさんがタッピングで弾いてる。遠くて指8本使ってるかは見えないけど、彼はあんまりタッピングする人でないのかと思っていたので、嬉しいサプライズでした。

「ナゴヤー、古い友人たち!俺たちがここに初めて来たのは1983年だ。そのとき来てた人は手を挙げて!」
(かなり沢山の人の手が挙がりました。さすがファンもロングキャリア!)

「どう?君はまだ生まれてないでしょ、君はまだお母さんのお腹の中だったんじゃない?(と若者を見つけて声をかけつつ)ここは俺たちの第2の故郷さ!」(大拍手)

ジャックは新ギタリストのケリ・ケリーを紹介し、ケリー・ケイギーとの区別が難しいから、KK1とKK2と呼ぶことにするとして(これよりその表記に変更)、新人KK2にオーディエンスからの挨拶を頼みました。では、まだいい声を持ってるKK1の歌を聞こうか、と振ったところで、KK1はノドがかすれてガラガラになった声の振りをするという小芝居つき。 "Sentimental Street" の歌声はとっても良かったです。

"Night Ranger" か"Eddies' Comin' Out Tonight" のどっちが聞きたいか、とジャックとブラッドが即席オーディエンス投票を始めたのですが、ほぼ同数の挙手数に2人で悩みつつ、何度が挙手をとって、"Night Ranger"に決定しました。ドラム・ベースの間奏パートでオーディエンスの掛け声「ヘイ!ヘイ!」が大き過ぎて彼らもびっくり&喜んだ模様。そこからの演奏に一段と力が入っていました。これぞオーディエンス効果。

"Sing Me Away" の後、聞きなれない曲が始まり、演奏後にジャックの解説がありました。(演奏の前にやって欲しかった、それ)

「"Dawn Patrol" の曲を今、全曲演奏したらどう?でも全部は覚えてないし、難しいな。"Can't Find Me A Thrill" これは25年か30年くらい振り。1983年以降ライブで演奏したのは初めてで、トウキョウでもオオサカでもやってないんだ。どうだナゴヤー!」(大拍手)

これは今度の来日では1stアルバム全曲再現ライブやるかもって前フリ?今回10曲中5曲やってるけど(笑)ちなみに、"Can't Find Me A Thrill" は2008年には何度か演奏されていたそうなので、1983年以降初というのは違うようです。

"High Enough" ではKK2のアコギと自分のベースをジャックが取り替えて、え?楽器交換?と思わせて、やっぱりいいや、とアコギを返してました。KK2びっくりしてたので、これは今夜の思いつき?

"High Road" の前にはキーボードのエリックを紹介してから、"Yeah, Yeah!" の掛け声練習がありました。これがやたら楽しいところがさすがジャックおじさん、オーディエンスのノセ方を心得てる。

KK2がAlice Cooperバンド出身だからということで、アコギで"I'm Eighteen" が来ました。東京でやったという"School's Out" の方が聞きたかったなぁ。

"Don't Tell Me You Love Me" きたー!中ほどでは、"Hotel California"の冒頭を挟み、更に"Highway Star" も演奏!でも"Highway Star" をサビまでやったんだったら、ギターソロもやってくれないと消化不良を起こします!(すごく聞きたかった)

曲の後半にはジャックのベースにトラブルが発生したようで、スタッフの方がバックアップのベース(ジャックのとは形が違うモデル、結構使い込んである)を持ってきていましたが、ジャックがNoって断ってましたね。もうこの曲はこれで通すってことね。この曲で本編は一旦終了。

KK1が程なくステージに戻って、もう一度メンバーを紹介しました。ジャックの紹介は最後になったんだけど、あまり間がないのでベースが直ったのか心配でしたが、問題なかった様子。"Penny"、"St. Bartholomew"と続いて、"Sister Christian" で大合唱タイム。天井のミラーボールが白い光の玉をキラキラと会場中に映し出し、曲の雰囲気にぴったり合うじゃないの!懐かしの80年代にトリップ気分だよ、これ涙モノ。

最後はこれしかない!"(You Can Still) Rock In America" で盛り上がる。この曲ではオリジナルでタッピング・ソロのパートをKK2は全部ピッキング弾きでしたね。タッピングやる曲との区別はどうつけてるんだろうか。"St. Bartholomew"のイントロはタッピングだった。(素朴な疑問)最初ちょっと音外したけどね。

「ナゴヤガイチバン!愛してるよ!いつでも日本に戻ってくるよ!」

とジャックが叫び、会場中が一体となった3本締めでライブ終了!外タレでこんな締めする人たち初めて!(笑)楽しいライブでした。

本日のセットリスト

01. Touch Of Madness
02. Four In The Morning
03. Knock Knock Never Stop
04. Lay It On Me
05. Sentimental Street
06. Night Ranger
07. Sing Me Away
08. Can't Find Me A Thrill
09. The Secret Of My Success
10. High Enough (Damn Yankees cover)
11. High Road
12. I'm Eighteen (Alice Cooper cover, acoustic)
13. Goodbye
14. When You Close Your Eyes
15. Don't Tell Me You Love Me
  (with Hotel California, Eagles cover and Highway Star, Deep Purple cover)
encore
16. Penny
17. St. Bartholomew
18. Sister Christian
19. (You Can Still) Rock In America