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Angra キコ・ルーレイロの代役発表!@ Rock In Rio

ブラジルで開催された Rock In Rio、9/19のステージには Angraとディー・スナイダー、ドロ・ペッシが登場しました。1時間ほどのライブは、Angraのセットでそこに彼らのアルバム"Secret Garden" で共演したドロ姐さんが登場して、"Crushing Room" を歌い、終盤にディー・スナイダーが登場して、Twisted Sister の "I Wanna Rock" "We're Not Gonna Take It" を歌うというものでした。

ドロ姐さんの登場は分かるとして、何故にディー・スナイダーなんでしょう?音楽性は全然違うんだけど。ブラジルに進出したい米アーティストとのコラボなのかしら?

異色の共演も話題になりましたが、"Carry On" の前にAngraファンには重大な発表が行われました。Megadethに加入したキコにとってそちらが優先事項になる訳で、ラファエルがキコのスケジュール調整ができなくなる場合には彼の代役を立ててAngraの活動をしていくという方針を公表していましたが、Rock In Rio のステージで代役のギタリストが発表されたのです。

ラファエルのスピーチ(ビデオ48分頃)はポルトガル語なので内容は分かりませんが、キコのMegadethでの飛躍を称えつつ、(ブラジルの誇り的な語り口に思えました。キコの表情も感情的)代役のマルセロ・バルボーザを紹介しました。キコが一旦舞台袖に下がって、この曲ではマルセロがギターを務めました。(キコはその後ステージに戻って、ギター3人でディー・スナイダーと共演)

ここで初めてマルセロさんを見たのですが、テクニカル香るプレイ、ドレッド・ヘアが印象的なイケメンじゃありませんか。私のギタリスト・アンテナにピピッとヒットしたので、あなたは誰?ということで調べてみました。

Angraのシンガー、エドゥ・ファラスキのバンド、Almahのメンバーなんですね。現Angraのフェリペ・アンドレオーリ(B)も以前は在籍しており、現Angraにとってもお互いに気心が知れた安心できる代役という訳ね。音楽の世界って狭いもんだなぁ。

バンドのMVを見てみると7弦(Music Man?)弾いてたりするのですが、最近の動画を見るとIbanez の6弦でした。Rock In Rio ではSuhrだったし、今年のツアー動画などからもメインはSuhrの模様。

次にFBで調べてみると、11歳でギターを始めて、17歳でプロ演奏家、教師として活動を始め、遂には自分でギター教室を設立したそう。そこはGTRという南米でも大規模の音楽教育機関に育って、在学生600人、卒業生4,000人を送り出したそうな。しかも、彼は独自のメソッドで教材を作成するところからやったんだそう。そんなに上手くいってるビジネスがあるなら、音楽活動は好きなことだけできるわね。

動画検索していたら、ヴァイ先生のマスター・クラスに参加してる映像があったのですが、これは彼の学校GTRで開催した回だったよう。とはいえ、JEMを弾いているところからすると、ヴァイ・ファンだろうと思ったら、やはり影響を受けたギタリストはヴァイ先生のよう。

Angraは好きだし、やっぱりキコさんに弾いていて欲しいけど、今後の活動に支障が出るのも事実。キコさんに代役立てるっていうのは、Wingerでレブ・ビーチの代役立てるようなものだと思うので、マルセロさん大変だと思いますが、代役をしかと務めてください。

マルセロさんのバンド活動やソロのインスト音源など、これから注目してみます♪