Halestorm 初の日本単独公演に行ってきました。前回ラウパに登場した時は、TV放送にも登場してなくてがっかりしたので、今度こそ！とリジーちゃんの歌を聞きに参戦。オールスタンディングのソールドアウト公演なので、相当な混雑が予想されます！
会場に入ると、ステージ中央にキーボードが設置してあるのに驚き。バラードはセット後半だろうし、そこに設置してたら、バンドは身動きとれないじゃない？と思っていたら、思わぬサプライズ！
拍手と共に登場したのはリジーちゃん1人。黒皮のJKに皮ミニ・フレアスカートに黒いニーハイタイツ姿のリジーちゃんは写真で見るよりもカワイイ！顔が小さい！
1本の白いスポットライトの下でキーボードを弾き、歌う、彼女の声はこれぞ今後のロック界を背負うグレート・ボイス！"Beautiful With You" で歌って～とオーディエンスに任せてくれるんだけど、ごめん歌詞覚えてないわ。（汗）
それにしてもラウドでノリのいい曲でライブを始めるのって半ば常識化しているけれど、バラードで始めるとは！ここまで裏切られて、いい声聞かせてもらえるのって感激サプライズ。バラードにも相当な自信がある現れなんでしょうね。
2曲目からはバンドが登場し、3rd アルバムからの選曲が続きます。かなり新譜からの選曲が多そうな予感。キーボードは片付けられ、急にステージは広くなった感じ。リジーちゃんは白いボディのエクスプローラーに持ち替え。
"I Am The Fire" のイントロでリジーちゃんからリクエストが。
「オオサカ！今夜は私たち日本で初のヘッドライナー公演よ。お願いがあるわ、ケータイのスクリーンをかざしてここに光を灯してくれる？オオサカ！ファイヤー！」
ここでスマホをかざす人数はまばらなようでした。ごめんね、通じてないかも。
「オオサカ！ロックンロールは好き？･･･今のはくだらない質問だったわ。ラウドなのは好き？思い切りラウド！ヘヴィなのは好き？オオサカ～！」
バンドの演奏はシンプルかつソリッドで会場の音も良かった。今まであまりメンバーの顔を見たことなかったけれど、全員イケメンでびっくり。ギターのジョーとベースのジョシュは2人ともストラップにフランス国旗を付けています。あのテロを悼んでのこと。
「ここで1stアルバムまで遡るわよ！"Familier Taste Of Poison"」
この曲好きだわ。そしてオーディエンス合唱シーン。
「ジャパン！本当に最高のロック・オーディエンス！どれだけ自分たちが素晴らしいか分かってる？」
ぐっとスローな曲の後は立て続けにロック曲に突入。終わるとバンドは一旦退けて、またリジーちゃんの前にキーボードが。
「今夜は最高！Halestorm を18年やってきたけど、まさか私たちが日本へ行くだなんて想像もしてなかった。でもここにいる。この曲はここにいる新しい日本の友達に捧げ･･･、エアジェイ、黙れ！（後ろでガサゴソやってたエアジェイが「弟にそんな口きくなよ！」とか言い返してました、笑）私たちはあなた達が呼んでくれる限り、何度でもここに戻ってくるからね！」
"Dear Daughter" は新譜の中でも特にライブで聞きたかった曲なので嬉しい！美しいメロディ、心にぐっとくる歌詞、力強く素晴らしいボーカル。終盤でギターに持ち替えたリジーちゃんはギターソロへ。彼女が弾いてたんだね。そこからはベースのジョシュが上手に設置してあるキーボードで演奏を引き継ぐという連携プレイ。
ドラムソロ以降は畳み掛けるようにハードなロック曲で会場は激しい盛り上がりとなりました。
アンコールではこれもぜひライブで聞きたかった "Here's To Us" ！こういう合唱曲があるのはいいね～。そしてラストは "I Miss The Misery" 濃厚な90分でした。
動画は今年の3月、パリのバタクラン劇場でのライブ。そう、11月に多くの方が犠牲になった会場です。ジョーとジョシュがストラップにフランス国旗を付けているのも納得。リジーは自身のブログで語っています。（以下、一部概要を和訳）
ライブ会場は私たちにとって教会。あそこで働いているスタッフもファンも私たちの音楽の家族。いったい何のために殺されたの？
これにどうやって私たちは立ち向かうか？恐れないことよ。もっとロックコンサートをやって、スポーツを見に行って、私たちの権利を彼らに奪わせないこと！
それに人間性を高めて対抗しなくちゃ。恐怖やお互いのちょっとした違いなんかで差別して分断させてはいけない。信仰や肌の色、性的嗜好なんかで嫌悪するのはもうたくさん！私たちはこのたった1つの人生を生きている。皆が一緒にね。私たちは人間よ、それにふさわしい行動を始めよう。
私たちは炎、私たちはもっと明るく燃えて、嵐のように吼えて、私たちはずっと待ち焦がれていたものになる
愛をこめて リジー
本日のセットリスト
01. Break In / Beautiful With You
02. Sick Individual
03. Apocalyptic
04. Scream
05. I Am The Fire
06. I Like It Heavy
07. Love Bites (So Do I)
08. Familier Taste Of Poison
09. Rock Show
10. Mz. Hyde
11. Amen
12. Dear Daughter
13. New Modern Love
14. Drum solo
15. Mayhem
16. I Get Off
17. Freak Like Me
encore
18. band jam / Here's To Us
19. I Miss The Misery
