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Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

ジョー・サトリアーニ 60歳のバースデイ スペシャルライブ!

ジョー・サトリアーニの15年ぶり単独来日公演が発表されました!9月からチケット予約始まるようでしたが、歓喜するサッチ ファンの大需要で早々にソールドアウトして追加公演を呼び込みたいものです。(詳細はこちら

ヴァイ先生も2013年の来日では12年ぶり単独公演で急遽追加公演が決まりましたねぇ。両雄が数年おきに繰り返し来日してくれるようになるといいなぁ。

7月15日に60歳の誕生日をフランスでのライブで迎えたサッチ、当日のステージではサプライズとして様々なアーティスト(John Petrucci, Dream Theater, Sammy Hagar, Steve Lukather,  Chad Smith, Tre Cool, Ian Gillan, Deep Purple, Brian May)からのビデオ バースデイ メッセージが上映された他、究極のサプライズとしてスティーブ・ヴァイが飛び入り、サッチのJSモデルを弾いて祝うという感動の夜になりました。

当日の模様とインタビューで構成されたビデオが公開されましたので、概要を和訳してみました。

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今日はあなたの60回目の誕生日ですね、このフェスティバル(Guitare-en-Scene)を選んだのはなぜですか?

またこのフェスティバルに呼ばれて光栄だ。素晴らしいフェスティバルだし、今年のラインアップは素晴らしい。だからツアーを長めにしてステージで誕生日を祝えたらいいなと思ったのさ。

マイク・ケネリー(key, Gtr, Vo)

今日はジョーの誕生日とは素晴らしいね。彼は偉大で優れたプレイヤーだ。それでジョー、君がこれを見ているなら、誕生日おめでとう、これを見るころにはもう誕生日は終わっているだろうけど、来年の誕生日に見てたりしてね。2017年のジョー、誕生日おめでとう(笑)

何もかもありがとう!君のバンドにいられてとても楽しい。君はとても刺激をくれる人で、一緒にプレイするのは楽しい。共にすごし、世界をツアーして、色々なことをやった。最高さ、愛してるよ、誕生日おめでとう!

Surfing to Shockwave Tour はあなたの30年の長いキャリアを総括するものですが、この成功をどう思いますか?

とても説明なんてできないよ(笑)ただ言えることは、とても楽しかったということさ。ミュージシャンというキャリアはクレイジーさ。クレイジーな努力の連続だよ。沢山のいい時、不運な時、変わった紆余曲折があった。でも本当に音楽を愛していれば、歩み続けるのは簡単さ。

私は常に音楽を愛し、自分がなれる限り最高のミュージシャンになろうと努めてきた。それが私の支えになってきたんだ。その気持ちは今でも変わらない。それが私とオーディエンスを結びつけ、自分の中にある創造力とを結びつけるんだ。でも説明なんてできないよ(笑)どうして上手くいったのかなんて分からないんだ。

マルコ・ミネマン(Dr)

誕生日おめでとう!君とツアーして仕事をするのは、そしてフランスが入ってるときにはとても楽しいよ!さらなる60年へ!いや、待てよ・・(笑)楽しんで、誕生日おめでとう!

Chickenfoot が活動を再開したようですが、何が起こっているのでしょう?

実現したのは、1曲の新曲が完成したってこと、少し前にカリフォルニアのタホでショウを2回やったってこと。クレイジーでとても楽しかったよ、でも直ぐにチャド・スミスが Red Hot Chili Peppers でツアーに出てしまったんだ。

でも今後2年かそこらのうちに、Chili Peppers のツアーが終わってから皆のオフの時間を使って Chickenfoot で集まれる機会があると思う。だから過去2年ほどに比べたらずっと可能性はあると思うな。きちんとしたツアーはできないかも知れないけど、あと2曲くらいはレコーディングできるんじゃないかな。

ブライアン・ベラー(B)

やあ、ブライアン・ベラーだ。今はこのフェスティバル、何て言うんだっけ?俺のフランス語は全然ダメだからゴメン。今日はジョー・サトリアーニの60歳の誕生日で、特別サプライズゲストがあったんだよ!スティーブ・ヴァイがアンコールに登場したんだ!何と彼は Big Bad Moon と Surfing With The Alien をプレイしたんだぜ!2曲ともスティーブは初めて演奏したんだ。

それで、皆は知らないけど、数日前のミュンヘンであったG3のショウの時に俺たちは秘密のリハーサルをしてたんだ。スティーブとマルコと俺だけで。俺たちで集まって演奏したのさ。とても面白かったよ!だってスティーブがドゥンドルドゥンドルってリズムギターを弾いてるんだぜ、そんな風に彼がリズムギターを弾くのを見たのなんていつが最後だった?

とにかく、楽しかった。今夜は特別のショウだったよ。今夜がヨーロッパツアーの最後だったからね、これ以上にいい終わり方なんてないだろ?最高さ!

Shockwave Supernova の次のアルバムはどうなりそうですか?

まだ分からないよ!(笑)何も考えてないんだ。意図的に次の方向性については決めたくないと思っているんだ。時にはアルバムを完成させた後、全く違うことをやりたいって思ったりするのさ。でもShockwave Supernova は大作で録音時間も長いし、曲も多いし、オーディエンスにとってだけではなく、私にとっても、そこに込めたものが何なのか、しっかり消化するのに時間がかかるんだ。

ツアーはそれをやるのに最良の方法さ。毎晩それらの曲を世界中で演奏する。そうすることで自分が完成させたものの方向性を感じ取るのさ、ある意味ではね。だから、私は次のアルバムの方向性に関するアイデアは排除しているんだ、ぎりぎりのところまでね。そうすればアルバムは世間でも私の心の中でも最新でいられるのさ。だから、次のアルバムのことは私にも分からないよ。(笑)

スティーブ・ヴァイ (アンコールでのサプライズゲストとして登場して)

私の妻のピアは私よりもずっと頭が良くて、ある時ジョーをこんな風に例えたんだ。
「ジョーはグランド・キャニオンのようだわ。彼は大きくて、強固で、息をのむほど色彩豊かで、永遠
にあり続けるの」

我々が生涯のうちに共にできることは数多くある、君の創造性のポテンシャルを発見し、世界中にそれを届け、多くの人々を高揚させること。我が友よ、君は傑出した人だ、感謝している。

ZZ・サトリアーニ

やあ父さん、父さんは最高だ!僕が身に付けた全ては父さんから学んだんだ。最高の父親で最高にクールなミュージシャンで、素晴らしいキャリア。誰にも負けない程ロックしてる坊主頭で、最高に愛してるよ!

Shockwave Tour のDVDは出るのですか?

まだだよ!考えてはいるんだ、でもまだ納得いくオファーを受け取ってなくてね。1晩だけじゃなくて数回のショウを録画するというオファーがないかと思っているんだ。そこがいつも問題だったから。これまでのDVDはストレスのある状況で録ったものなんだ。会場が小さいとか、カメラ撮影に向いていないとか。でも1晩での撮影という条件でやらなくてはならなかった。何かのトラブルはつきものだからね。

それで「そうだ、昔は1週間のショウを撮影してそこから最良のものを選んでいた。そのほうが理にかなっている」と考えているんだ。そういうオファーを待っているんだよ。そのチャンスはありそうだから、息子のZZに頼んでツアーのドキュメンタリーを撮影してもらっている。

彼は若い映画製作者でとても変わった作風なんだ。彼はこのツアーで私たちを毎日撮影している。完成したDVDにこのドキュメンタリーを付けたいと思っているんだ。

お誕生日おめでとうございます。私たちからのプレゼントです。シャトウ・マルゴーのワインです。

わぉ、ありがとう。これはショウの前じゃなくて、終わってから頂くよ。

ファンへのメッセージをお願いします。

ここに来れて嬉しいよ。今夜は美しい音楽を演奏して皆の気分をを盛り上げたいと思ってる。Peace and Love!

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ヴァイ先生の挨拶、かっこいいですわ。感動。
そしてShockwave Tour のDVDは楽しみですね。ZZがドキュメンタリーを録っているとは知りませんでした。それにZZの顔を初めて見ました!

ヴァイ先生の最新ライブDVDについていた、家族&バンドクルーの長編映像を見て、これいいなぁと感化されたのでしょうか?ZZの父へのメッセージで素敵な父子関係が垣間見えるのもいいですねぇ。

プレゼントされたシャトウ・マルゴー、そんな超高級ワインのプレゼントがあるとは!でもショウ後のパーティで、小ぶりのグラスに注いだ赤ワインをブライアンがごくごく飲んでたような…マルゴーですよ、それ!(笑)