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かつてのようなコンサートが戻る日はいつ?

コロナウィルスの変異株の蔓延に緊急事態宣言、進まぬワクチン接種にと、国内の状況には目を覆いたくなるばかりですが、ワクチン接種の進んでいる米国では徐々にかつてのようなコンサートが戻ってきています。

ワクチンを接種した人は屋内外を問わずマスク着用は不要、人と距離をとる必要もないと米疾病対策センター(CDC)が発表(公共交通機関利用時はマスク着用すること)しており、米国ではこの夏からかつての日常が戻ってくるのかも知れません。

 

米国のコンサート・プロモーター最大手の Live Nation CEO マイケル・ラピーノ氏は5/6の決算説明会で投資家に対し、2022年には2019年の2倍のコンサートを既にブッキングしたと話しています。(参照記事はこちら

一部フェスティバルなどは記録的なスピードでチケットが完売しているとのこと。メジャー・アーティストのツアーの多くは米国、欧州、中にはアジアや南米を含んだ数年に及ぶツアーになるとのこと。

 

実際に米国では今月から野外コンサートや小~中規模フェスティバルが増えてきたように感じます。

5月初めには、Dallas International Guitar Festival が開催されていましたし、先週末には Winger がダラスで野外コンサートに出演していました。通常のキャパでマスク無し、距離無しのかつてのコンサートの様子で、(共和党知事のテキサス州ではならではの光景かも。ワクチンパスポートも導入されていませんので、若干の不安はありますが…)日本の状況からすると羨ましい限りです。

 

6月にはライブハウスでのコンサートも戻ってくるようですし、NYではチャリティのフェスティバルも。(関連ソースはこちらこちらこちら)昨年から延期されていたギターキャンプも対面スタイルで遂に実施されるようです。

greatguitarescape.com

7月には延期されていた M3 Rock Festival が開催されるようですし、9月には複数のフェスティバルが予定されています。また、NYでは Blue Note が再開するようです。ブロードウェイの劇場も再開するのでしたよね。

英国やスペイン、フランス(予定)などでも通常のコンサートでの感染実験が行われてコンサートでの感染の有無が検証され、概ね良好な結果がでているよう。(関連ソースはこちらこちら

日本でも第4波の前までは、マスク着用、距離をとる、声を出さないなどの条件でコンサートが行われていたけれど、現状ではそれも難しく、かつてのコンサートの実現はまだまだ遠い。

でもここで悲観的にならず、日本もワクチン接種が行き渡った頃を想像してみると前向きになれるかも。今の米国の状態が訪れるかも知れないのだから。

The Dead Daisies が早くも11月の日本ツアー日程をアナウンスしたようです。まあ、日本の感染状況や入国規則などもろもろの状況で日程は変わってくるのだろうなと思いますが、早ければ冬頃には来日アーティストのライブが観れるようになるのかも、と思うと長引くお家時間に耐えられるかも。

1年前の関連記事を読み返してみるとなかなか興味深い。あれから1年経ちました。ライブミュージックのファンの皆さん、厳しい1年お疲れ様でした。あと半年耐えましょう!

staytogether.hateblo.jp

 

 

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