ニーリーのデビューアルバム『Through The Looking' Glass』にはアンディ・ティモンズがゲスト参加、2nd アルバム『A Matter Of Perception』にはブライアン・ベラー、スチュ・ハム、ヴァージル・ドナティ、マルコ・ミネマンら凄腕ミュージシャンが参加していたので、3作目に誰が参加しているのかも楽しみ。彼女はバークリーの人脈もありそう。
Crossroads で使ったパールレッドの Jackson === 博物館に展示 Universe のプロトタイプ === エンジニアにあげたら、彼がそれを人に売った。そこから買い戻そうとしたら凄い値段だった。 ハート型トリプルネック === 3本のうち1本は Hard Rock Cafe、もう1本は自宅、もう1本はチャリティの福引で当てたアイルランドの少年。彼は1ドルで手に入れた。
スティーブ・ヴァイが8月21日、『 Slip of the Tongue 』発売30周年によせてコメントをSNSに投稿しました。ヴァイ先生のキャリアの中で、これまであまり発言してこなかった Whitesnake 時代をこれほど温かい言葉で振り返ったのは初めてかも。素敵なお言葉だったので、以下和訳してみました。
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11月18日は Whitesnake の『 Slip of the Tongue 』発売30周年の記念日で、これを記念して Rhino Records は10月4日に30周年リマスター・ボックスを発売する。
とは言え、ステージに上がってあの(大きな)ペダルボードがあると、サチュレーションが起こる。ゲインが大きすぎるのさ。僕はいつもエリック・ジョンソンのようなファットで暖かいサウンドを追求してきた。高音域にも耳障りのないような。とても難しい道のりだ、ゲインを下げると高音域のノイズが増えるからね。でも僕のJHS ATペダルは素晴らしいんだ。ゲインが大きくてもエリック・ジョンソンのような、マーシャルっぽい、ヘンドリックス的な、クラプトンみたいなトーンが得られるんだ、MESA Lone Star のクリーンなアンプでね。あの小さなエフェクターペダルでこれを得られるのは便利だよ。まあ、ゲインとの最適なバランスを見つけることかな。
そうやっていたら、「わお、エリックが言ってたことは本当だ!」となったのさ。彼がやっている Alien Love Child というサイド・プロジェクトのライブを以前観に行って彼のペダルボードを見たのだけど、彼のドライブ・ペダルが板の上で変わった角度に置いてあったんだ。普通はペダルボードにあるものだから、彼のギターテクに聞いたんだ。そうしたら、彼がサウンドチェックのときにケーブルを直そうとしてそれに触って動かしたら、「何をする!動かすな!」と言われたそうだ。動かすとトーンが変わったそうなんだよ。
数年前に「プラチナ・ロック・オール・スター」という催しがあって、カール・パーマーのマネージメントのブルース・トラドがバンドを集めたんだ。カーマイン・アピスをドラムにルディ・サーゾをベースに、僕がギターで、Talas のフィル・ナロウがボーカル、Yes と Asia のジェフ・ダウンズをキーボードに。そのメンバーでいくつかライブをやったよ、2016年の終わり位まで。
それで、2017年にもプレイしないかと訊かれたんだ。でも Sons Of Apollo が進んでいてとても忙しかったし、別のバンドに参加するというのには乗り気ではなかった。(スティーヴ・ハウの後任というのは)とても重圧だしね。2018年はずっと Sons Of Apollo のツアーだったけど、また誘われて、今度はやってみてもいいかなと思ったんだ。その時点ではボーカルがいたのだけど、彼が参加できないことになった。そしたらカールが「(ボーカルも)ロンでいいじゃないか!」と言い出したんだよ。
僕は自分が考えてもみなかった事や目指したものとは違う事、自分の快適ゾーンから外れた案件なんかに出くわした時には、そういう事態には何か意味があるのかも知れないと考えて「よし、やってみよう!」と言うことにしているんだ。それで Asia のギタリスト兼シンガーになった訳さ。
Asia は思ってもみなかったギグだったけれど、いい人たちと仕事ができたから続けられたらいいと思う。Sons Of Apollo はマイクとデレクから始まった。素晴らしい結果だからこれも続く。僕のソロの仕事はいろいろある。今はできるだけ他のオファーに「ノー」と言うように努力しているんだ。だってそうしないと他の仕事に注ぐ時間や集中力を欠いてしまうからね。