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ジョー・サトリアーニ ライブ@MORC2024 感激のライブは新G3でフィナーレ!

行ってきました、MORC2024!今年の船に乗ったのはハッキリ言ってサッチを観るためです!

ショウは乗船初日の3月2日と5日の2回公演で、どちらも船内で一番大きいシアターでした。ただ、80年代のハードロックを中心とするラインナップで乗船している客層は従来のサッチファンとは異なるため、集客は半分程度だったでしょうか。通常のサッチ公演ならこれくらいの会場は余裕で満席になるでしょうに、ご本人も勝手が違っていたことでしょう。

普段は自身のツアーなどで忙しいアーティストにとっては、サッチの演奏を聴く機会なので、開演前に何人ものアーティストが会場入りしていました。

以下、ライブレポです。

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3月2日 午後6時45分開演

Gold Boy を持ったサッチがステージに登場!これが新作シグネチャー!まばゆく輝いています。そしてサッチの生音に感無量です。サッチ自身のツアーは2017年、Experience Hendrix ツアーで観たのは2019年が最後。

最前2列目くらいにいたのですが、その位置で聴いてもサッチのトーンの素晴らしさときたら。ああ、本当に久しぶりにサッチの生音を聴けた、感無量。

このシアターでは例年多くのギタリストがサウンドに苦労します。借り物のアンプでPAも含め、なかなか難しいところなのですが、やはり超一流はこういうところでも自分のトーンをサクっと出せてしまうところが違うのかなと思います。

サッチが使用していたアンプはここのシアターで用意されている Marshall で、足元のペダルボードは内容が見えませんでしたが、結構シンプルそうな感じでした。

Experience Hendrix ツアー初日でも野外の会場で多くのギタリストが苦労する中、サッチとエリック・ジョンソンは自分のトーンをしっかり出していたことが思い出されます。

オープニングから3曲続けてのサッチ代表曲は初めてサッチを観る人向けにガッツリ掴むためでしょうか、ファンとしては最初からこんなに飛ばすの?っていうくらい。

ドラマーはケニー・アロノフ、ベースはブライアン・ベラー、鍵盤&ギターはレイ。この3人バンドは初めて観ますが、既に Earth ツアーで米欧を周っている彼らは先日までG3ツアーもやっているので完璧です。

「今は海上にいるから、砂漠の真ん中の曲をプレイしよう」

ここで『The Elephants of Mars』のアルバムジャケットがペイントされたパープル・ギターが登場。この曲をライブで聴けるのが嬉しい!テクニックが詰まっていながら、ギターを歌わせ、複数のトーンを操り、メロディックに訴えかける。さすがサッチ。

"Nineteen Eighty" もライブで聴いてみたかった曲、嬉しい!

"Big Bad Moon" ではサッチの歌と弾きまくりのロックギターを堪能して、ハーモニカでのスライド・プレイも観れて満腹。

「歌ってアドレナリンを使ったから、少し静かな曲にしよう、"Always with Me, Always with You"」

真っ白なボディのJSで弾かれた名曲は得も言われぬ美しさでした。

そして『The Elephants of Mars』からのリラクシングでブルージーな1曲 "Blue Foot Groovy"。こういう曲調でも映えるサッチのギターよ。ライブではアルバムとは違う味付けがあったり、バンドの音もしっかり味わえて、やっぱり良いわ。

そして来ました "Flying In a Blue Dream"!イントロの音源に続いてのアーミング・プレイからの本編はギター好きにはたまらん。 

"Crowd Chant" きた!コール・アンド・レスポンスが楽しくて最高。そしてこういうロック曲でのサッチ・トーンがまたカッコイイんだわ。

大好きな "Summer Song" でメンバー紹介があって終了なのかなと思っていたら、驚きの展開が待っていました。

「ちょうどG3ツアーを終えたところなんだけど、クレイジーで凄いギタリストと共演するのはいつも楽しいんだ。だから誰かを呼んでもいいかな?アメージングで良い友人のジョエル・ホークストラ!」

まさかジョエルが呼ばれるとは。ファンとしては嬉しすぎてこれは現実かと思ってしまうくらい。確か、ジョエルとサッチはここまで面識はなかったハズです。でもジョエルがTSOでサッチの Chrome Boy を使用していることはサッチが認識しており(下部、過去記事参照)、ジョエルとヴァイ先生が親しくなったことなどから、今回のクルーズ乗船者でジャムをするギタリストとしてジョエルに先生推薦が付いたのかも知れません。

2人のジャムは見応えありました。サッチはもちろんの余裕でジョエルが繰り出す様々なプレイを受け止めて展開していくという感じ。終盤でサッチのアイコニックな歯で弾くギターをジョエルが真似してみせると、面白がったサッチが「良し、一緒にやろう」と合図して最後には2人で歯で弾くギターをやってみせたシーンは楽しくて微笑ましかった。

高校生の頃に『Not of This Earth』に出会ってからサッチファンのジョエルにとって、感激の共演だったことでしょう、彼の嬉しくて仕方のない興奮ぎみの笑顔を見れたのも嬉しい。

翌日、ジョエルにいつサッチから連絡があったのか訊いてみたら前日だったそうです。「死ぬほど緊張した」とのことでしたが、そんな様子はステージではおくびにも出さず、プロのパフォーマンスをみせたところはさすがでした。

ちょっとこの共演って私のためと違う?!(違うけど、嬉し泣き)


3月2日セットリスト

01. Ice 9
02. Surfing with the Alien
03. Satch Boogie
04. Sahara
05. Nineteen Eighty
06. Big Bad Moon
07. Always with Me, Always with You
08. Blue Foot Groovy
09. Flying In a Blue Dream 
10. Crowd Chant
11. Summer Song
12. Going Down (f/Joel Hoekstra)

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3月5日午後3時15分開演

バンドメンバーを紹介しながらのオープニングはインプロのジャムだと思うのですが、展開もカッコイイし、サウンドがそもそも最高のサッチトーン!今日はこう来るのか!

そこからは昨日と同じセトリで進みました。それにしてもいい音だなぁ!

"Big Bad Moon" を終えるとサッチのトークが。

「不思議なことにこの2曲は同じ日に書いたんだよ。この2曲がどう関係しあっているのかはわからないんだけど。ある日私は腰かけて "Big Bad Moon" を書いた。こういう風に歌おうかなって、やめておけばいいのに。それから休憩をとって、アコースティックギターを手に取った。そして全く違う曲を書いたんだ。子供の頃から宙を飛ぶ夢を見ていた。それはいいなと思って書いたのが "Flying In a Blue Dream"」

今日の "Ice 9" ではバンドとのジャムも挟んで展開して、そりゃあカッコイイ。レイの鍵盤とのリック交換やベースソロも入ってお楽しみいっぱい!

スティーブ・ヴァイエリック・ジョンソンとのG3が終わったばかりで、あれが恋しいからね、友人のギタリストを呼んでもいいかな?最も Extreme なギタープレイヤー、ヌーノ・ベッテンコート!そのギターは見たことあるぞ、ギターコンテストで(笑)」

この数時間前に行われた、一般人が審査員の前でギターの腕前を披露するコンテストで、ヌーノの大ファンの少年がN4を弾いていたのをサッチがネタにしたのでした。審査員を務めたサッチはそこでヌーノの隣に座っていました。

「これまでジャムする機会がなかったけど、同じ船に乗っていて良かったよ、リッチー・コッツェン!」

マジか!ヌーノが出てきそうな予感はしてたけど、リッチーも出て来て即席G3って豪華すぎる!ああ、こんな遠くまでサッチを観に来て良かった!(感涙)ヌーノもリッチーも先生とはジャムしてるから、やっぱり先生推薦でこのG3メンツが決まったのかも?

ここでヌーノがマイクを取ります。

「皆にわかって欲しいんだけどさ、俺たちがここに出て来てこのマエストロ&マスターと弾くのはどんなに難しいか。全てのギタープレイヤーを唖然とさせ、俺は自分の部屋で彼のプレイはどうやるのか解こうとしたが、未だにわからない。ジョー・サトリアーニ、史上最も偉大なギタープレイヤーの1人!」

こういうシーンでさっとマイクを取って主役の紹介ができるところはさすがヌーノ。先生や音楽界大物との共演の多さも頷ける。

そして曲は "Crossroads" !3人のソロ回しを最前列のサッチ正面で観れるというこの幸せ!もの凄い興奮の中で必死にスマホの動画を撮りました。肉眼にもこの瞬間を焼き付けたい!

 

 

 

 

3月5日セットリスト

01. Opening jam
02. Surfing with the Alien
03. Satch Boogie
04. Sahara
05. Nineteen Eighty
06. Big Bad Moon
07. Flying In a Blue Dream
08. Ice 9
09. Summer Song
10. Crossroads (F/Nuno Bettencourt, Richie Kotzen)
11. Going Down (F/Nuno Bettencourt, Richie Kotzen)

 

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