2022年の大晦日を迎えました。あと数時間で新年です。
その前に今年を振り返り、私的5大ニュースを挙げてみたいと思います。
1.コンサートの復活
コロナ禍が始まって2年、海外ではライブ・ミュージックや大型のスポーツイベントが復活し、かつてと何ら変わらない興行が戻っているようでしたが、ツアーするミュージシャンにとっては物価高や輸送網の混乱に加えて自身の健康を維持しながらの興行は大変なようで、コンサートのキャンセルやメンバーの欠場による助っ人の投入も多数ありつつ、綱渡りのビジネスを強いられている様子が散見されました。
その一方で、それらコストを回収するべくなのか、ライブチケットは高額化しました。特に著名ミュージシャンのアリーナ公演でそれが顕著だったようで、深刻化する欧米のインフレと同様に、信じられない価格まで上昇したものもあったようです。
夏以降には日本にも本格的にライブ・ミュージックが戻り、大型のアリーナ公演がいくつも開催されました。
洋楽アーティストの多くは、ポスト・コロナ禍で欧州や北米市場を優先していた感がありますので、2023年には来日公演がもっと増えるのではないかと期待しています。
2.Whitesnake がヴァイ先生と共演
私的にはこれが今年最大のニュースでした。
以前からのカヴァ様とヴァイ先生の良好な関係、カヴァ様のフェアウェル・ツアーでの希望、両者のスケージュールの一致という、もの凄い奇跡が重なって実現した共演はゾクゾクする程感動しました。
ヴァイ先生が当時の Universe マルチカラーか鏡張りの当時ライブ使用した個体(Glissando)を弾いてくれたらもう完璧だったんだけど、カヴァ様との共演が実現しただけで感無量。
Whitesnake といえば、今年は驚きのメンバー変更後の初ライブツアーでした。早く日本で観たいなぁ。
3.ヴァイ先生ニューアルバム『Inviolate』リリース&欧州北米ツアー
コロナ禍でのヴァイ先生の音楽制作に紆余曲折があったものの、遂にソロ・アルバムがリリースされた今年はヴァイファンにとって記念すべき年となりました。
『Inviolate』での話題はやはり Hydra!トリプルネックのモンスター写真が公開されて驚愕していましたが、4月に公開された演奏動画はまた衝撃的でした。やっぱり先生すげいわ!
そして始まった欧州ツアー。先生にとっても久しぶりのソロ・ツアーです。秋からは北米ツアー。北米では遂にライブでの Hydra 演奏が披露されました!早く日本で観たい!
4.Winger レブ代役でツアー
レブが Whitesnake のツアーに出ている間、遂に Winger がレブの代役を迎えての北米ツアーに出ていました。今まではレブの予定に合わせて Winger が動いていたので、今回の決断には驚きましたが、コロナ禍で満足なライブができなかった期間を乗り越えての今年はさすがにレブの不在を待つ経済的余裕がなかったのかも知れません。
しかしながら、レブは Whitesnake のツアーで体調不良の為に途中離脱し、復帰できそうになった頃には今度はカヴァ様が体調不良で残りのツアーがキャンセルとなってしまいました。コロナ禍のツアーは大変ですね。
Winger のニューアルバムは遂に2023年こそは発売される予定のようですので、楽しみに待ちます。
5.サッチがVHトリビュート?
サッチのニューアルバム『The Elephants of Mars』のプロモ期間中の4月に飛び込んできたニュースがこれ。Van Halen 本家がトリビュート的なライブを計画していたものの、話が流れた件について、情報が明るみにでました。
実際に検討されていたのは昨年くらいのようですが、準備段階で話が前に進まなくなってしまったようですね。ニューアルバムのプロモーションでインタビュー受けているのに、その話題ばかり訊かれてサッチが気の毒でした。
今年の9月からサッチはコロナ後初のツアーとなる北米ツアーを実施しました。2023年は4月から欧州ツアーの予定が入っています。このツアーの直前か後くらいに日本にも来てくれることを祈ります。
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今年も当ブログにおつきあい頂きましてありがとうございました。
来年はもっとライブミュージックが楽しめる、素晴らしい年になりますように。