スティーヴ・ルカサーが豪華腕利きミュージシャンを連れて来日してくれました!
2017年の Nervebundle での来日を思い出します。仲良しジャムバンドでの公演。
今回は大阪で2日、東京で4日、横浜で1日と全てビルボードで1日2公演という濃密スケジュールです。
メンバーはマイケル・ランドウ(G)、キース・カーロック(Dr)、ジェフ・バブコ(Key)、ティム・ルフェーブル(B)。前回の公演でジェフを、キースはTOTOで、ランドウさんはスティーヴ・ガッドのバンドで観たことがあります。ティムさんはテデスキ・トラックス・バンドに在籍していたそうなので、その頃に来日していたら観ているかも。
私は初日の大阪1stステージに参加しました。長旅の疲れが残り、リハもほとんどないでしょうから、ぶっつけ本番ぽい感じもあるでしょうが、腕利き揃いなのできっとサクッと決めてしまうのだろうなと想像。
意外にも定刻にバンドは登場。ルークはタイトなブラックジーンズにシャツとジャケット姿。白髪のルークにも慣れてきました。ランドウさんはジーンズにアディダスジャージでした。家からコンビニに出かける風情。
1曲目は "Freedom"! オープニングはロックできたな。ランドウさんもコーラスを担当していて驚きました。でもコーラスの一体感がイマイチで、リハもほとんどなさそうだから、そこはご愛敬かな。ルークのロックギター久しぶりに聴けた。
「コンバンハ、オオサカ!ここに来れて嬉しいよ。俺とマイクは12歳からの知り合いだ、信じられるか?俺の人生の歓びだ」
2曲目はランドウさんの絶妙なるボリュームコントロールによる美しいトーンで始まる。中盤では結構がっつり弾いてくれて嬉しい。以前にスティーヴ・ガッドのバンドで観たときは、サイドマンに徹してて、余り主張していなかった印象だったので。それにしても、心地よいサウンドに巧みさが溢れてる。
ルークがランドウさんの方に来て、2人が寄り添って弾くシーンがあったのだけど、目の前で観れたのは感激。写真に収めたいシーンだったなぁ。
「次はマイクが歌う」と始まったのはどっぷりブルース。ランドウさんってボーカルも取るんだ。2人がブルースをどう料理するのか、絡みも含めてスリリングに楽しめました。ここではジェフの鍵盤も堪能。
次の曲ではキースのドラム・ソロをたっぷり挟んで。彼はさすが、ライブを通じてジャズ系からパワフルなドラミングまで、腕利きぶりを発揮し続けてた。
"Bridge Of Signs" はルークのボーカルでした。これは歌いだしの歌詞がカンペになってルークの足元に貼ってあった。たっぷりギターサウンドが味わえる曲。
「どうだい、俺らキメてる?なんせ1ヵ月も前からリハしてっからさ」(自虐ウソのため、観客から笑い)
「マイルスの曲をやるぜ」、と始まったのは "Tutu"。ソロが回されていく演奏がどれもかっこいいし、至高だなぁ。そう言えば、2015年に Larry & Luke でも演奏していたよね。
次に始まった聴きなれたイントロはギタージャムの定番 "Crossroads"! 2人のギター掛け合いがたまらなく楽しい!
そしてキメとばかりに始まったのは "The Pump" これも Larry & Luke で演奏していたから、ルークには外せない曲なんだろうなぁ。
ロックなギターヒーローのルークと大人の匠ギターなランドウさんが楽しそうに弾き合うステージは大満足でした。
大きな拍手に包まれながら、バンドメンバーを紹介するルーク。最後にはランドウさんとがっつり肩を組みながら退出していきました。
アンコールがあるのだろうと思っていたのですが、無かったのは残念。さっきの曲をラストと思って聴いていなかったよ…(涙)
それでも80分ほどのライブは良いもの観て聴いた感激で一杯、年初から最高のスタートを切れました。
本日のセットリスト(多分)
01. Freedom (Jimi Hendrix cover)
02. I'm Buzzed (Landau)
03. Worried Life Blues (Big Maceo Merriweather cover)
04. Crosswind (Billy Cobham cover)
05. Bridge Of Signs (Robin Trower cover)
~ Third Stone from the Sun (Jimi Hendrix cover)
06. Tutu (Miles Davis cover)
07. Crossroads (Cream cover)
08. The Pump (Jeff Beck cover)
Boone's Farm の意味はきっとルークのことだから、Nervebundle 同様にちょっとアレなバンド名なのかしらと思っていたところ、上のリンク先の記事を読んでみたら、ギターを弾く少年たちが丘の上に腰掛けながら、安物ワインを飲みつつ、将来の夢を語っているときに飲んでいた安物ワインの名前だったのね!
そこでピンと連想きました!
ロサンゼルスではルークとランドウ少年が夢を語っていたのですが、ニューヨークではサッチとヴァイ少年が学校側の空き地で同じことをしていたのです。その空き地は少年たちに "The Sea of Emotions" と呼ばれ、昨年リリースされたサッチ/ヴァイの曲名になりました。
西海岸の少年たちも東海岸の少年たちもやがて世界を代表するギターヒーローに成長するのです。いい話だなぁ。






