Stay Together

Green (@ribbon_bear) が毎週好きな音楽ネタを語ります! Since 2011

2021-01-01から1年間の記事一覧

ニール・ショーン 「真に人々の心を掴むのはメロディと曲なんだ」

Journey のニール・ショーンが今年の1月にエディ・トランクのインタビューに応えました。少し前のインタビューでしたが、2020年12月に発売されたインスト・ソロアルバム『Universe』が素晴らしい作品だったので、それに関する部分をまとめて和訳してみまし…

スティーブ・ヴァイ 「 60~70歳はさほど老いてはいないが、ギタリスト年齢としては歳だ」

スティーブ・ヴァイが Twisted Sister の設立メンバーでギタリスト、ジェイ・ジェイ・フレンチのインタビューに応えました。 2人は出身地が同じで、ティーンの頃から Twisted Sister のライブを観ていたヴァイ先生にとっては子供の頃のヒーローとの会話でも…

かつてのようなコンサートが戻る日はいつ?

コロナウィルスの変異株の蔓延に緊急事態宣言、進まぬワクチン接種にと、国内の状況には目を覆いたくなるばかりですが、ワクチン接種の進んでいる米国では徐々にかつてのようなコンサートが戻ってきています。 ワクチンを接種した人は屋内外を問わずマスク着…

ジェイソン・ベッカーの募金活動にロック界のギタリストが大集合!

3月~4月にかけてジェイソン・ベッカーを支援するチャリティイベントが行われていました。その内訳は以下の3つ。 jasonbecker.com 1)ハーマン・リ(Dragon Force)の Twitch チャンネルでのライブストリームでオンラインのゲストを迎えてのトークとギタ…

レブ・ビーチ Part 2 「アンガス・ヤングみたいなサウンドにしてくれって頼んだ」

レブ・ビーチが元Winger のバンドメイトであったセンク・イグロウのインタビューに応えた動画の続きです。 『Pull』レコーディングのテクニカルな話、Winger ニューアルバムの話も興味深いです。概要を和訳しました。 =============== 君にとってのギターヒ…

レブ・ビーチ Part 1「ケニー・G のロック・アルバムみたいなものにしたかった」

レブ・ビーチが元Winger のバンドメイトであったセンク・イグロウのインタビューに応えました。旧知の仲であり、ギタリストで作曲家同士でもある2人の会話はなかなか興味深く、通常のインタビューとは違うものがありました。 センクがレブの音楽を分析して…

スティーブ・ヴァイ Patreon を開始!

スティーブ・ヴァイが4月1日に Patreon デビューしました! Patreon というプラットフォームについてはニタ・ストラウスが使っているなぁ、という位の認識しかなかったのですが、クリエイターが毎月の支援額に応じてコンテンツを提供して支援者(パトロン…

アンディ・ティモンズ 「あのオファーをやればロック界で僕の名前が認識されたかも知れない」

アンディ・ティモンズがジェイソン・グリーンのインタビュー番組に登場しました。多くのミュージシャンをインタビューしているジェイソンですが、パンクロック系の方とアンディの相性ってどうなのだろうと見ていたら、ジェイソンは下調べ上手で実に興味深い…

アレックス・スコルニック Part 1「ミュージシャンは臆せずに政治的信念に声を上げてきた」

Testament のギタリスト、アレックス・スコルニックが Newslines Magazine に寄稿しました。アーティストが政治的意見を述べることについて、自身の意見を述べたもので、実に読みごたえがあります。 日本でもそうですが、アメリカでもアーティストが政治的意…

スティーブ・ヴァイ 「正しい姿勢をしていれば、全てが上手く流れる動作ができる」

3月13日にスティーブ・ヴァイが久しぶりにライブ・ストリーミングの Alien Guitar Secrets - Episode 9: Hand Health で登場しました。 両手の状態について、自身の病歴からギタリストへの健康アドバイスなどが聞けます。そして最後に左手で弾いた新曲 "Kna…

ヌーノ・ベッテンコート 「EVHがロックに与えた衝撃を考えれば、グラミーはあんな15秒の動画以上のことをすべきだった」

3月14日(現地時間)に行われたグラミー賞授賞式の「追悼」の場面で昨年亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンの扱いが余りに小さかったことに、HR/HM界の方々が反発しています。もう長年にわたって、グラミー賞ではロックのジャンルが冷遇されていることもあ…

スティーブ・ヴァイ Part 2 「左手だけで弾いた曲をもうすぐリリースする」

ギタリスト向け番組 Guitar Villains のインタビュー続きです。曲名当てクイズが楽しくなってくるヴァイ先生とヴァイ&ギター愛溢れるインタビュアーのやりとりも楽しいです。 Part 2 では、ヴァイ先生今後のプロジェクト予定や、気になる手の状態についても…

スティーブ・ヴァイ Part 1 「私がギターを弾き続けてきた原動力」

スティーブ・ヴァイが人気のギタリスト向け番組 Guitar Villains に登場しました。この番組には昨年ジョー・サトリアーニも登場して深い会話をしていました。 staytogether.hateblo.jp インタビュアーがかなりのヴァイファンでギタヲタのため、楽曲について…

スティーブ・ヴァイ 「私はすっかり音楽理論を敬愛し、それをギタープレイや作曲に応用していた」

スティーブ・ヴァイが今年のオンラインNAMMのイベントに登場した時のビデオが公開されました。Vaideology の出版元である Hal Leonard の主催イベントで Vaideology の制作背景を語るとともに、視聴者からの質問に答えました。 これを読む方は Vaideology の…

ジョエル・ホークストラ Joel Hoekstra’s 13 ニューアルバム『Running Games』発売!

ジョエル・ホークストラのサイドプロジェクト、Joel Hoekstra’s 13 から2枚目のアルバム『Running Games』が2月12日にリリースされました! 当ブログを常時チェック頂いている方にはいかに彼が私の推しであるかご存じかと思いますが、ニューアルバムがあま…

スティーブ・ヴァイ 「卓越と革新、これぞエドワードの代名詞だ」

2021年1月号の Guitar Warld 誌は "A Farewell to the King" と題したエドワード・ヴァン・ヘイレンの哀悼特別号でした。特集ではロックギター界の大物から若手まで多数のギタリストがエディの思い出や彼への哀悼の言葉を寄せており、その掲載だけで12ペー…

ジョエル・ホークストラ & Inglorious / part 2 of 2 :JH13ニューアルバムとマイケル・スウィート新プロジェクト

ジョエルとUKのロックバンド Inglorious のリーダーでボーカルのネイサン・ジェイムズとギタリストのダニー・デラ・クルスとのライブチャット続きです。 ジョエルとネイサンはマイケル・スウィートとの新プロジェクトも控えており、その辺りについても少し話…

ジョエル・ホークストラ & Inglorious / part 1 of 2:Inglorious 新曲と Whitesnake ツアー

ジョエルがUKのロックバンド Inglorious のリーダーでボーカルのネイサン・ジェイムズとギタリストのダニー・デラ・クルスとのライブチャットに参加しました。 Joel Hoekstra's 13 も Inglorious も Frontiers から2月12日にニューアルバムをリリースします…

ジョエル・ホークストラ 「ギターソロよりも曲に重点を置いている、フォーカスしたのはメロディだ」

ジョエル・ホークストラがメディアのインタビューに応えました。ニューアルバムの作曲について、また音楽ビジネスの現状についてなど語っていますので、以下和訳してみました。 myglobalmind.com ジョエルのサイドプロジェクト、Joel Hoekstra's 13 のニュー…

スティーブ・ヴァイ Part 2「君の創造的意図の価値を損なうのは唯一、君の思い込みだ」

スティーブ・ヴァイが昨年末に登場した次世代ギタリストたちの運営するポッドキャスト The Guitar Hour Podcast からの一部概要和訳の続きです。 theguitarhour.libsyn.com 今週も有難いヴァイ説法が目白押しです。ヴァイ先生は年末に腕の手術をしたようなの…

スティーブ・ヴァイ Part 1 「君の意志に反して起こることが、結果的には君にとって最善の結果をもたらす」

スティーブ・ヴァイが昨年末に次世代ギタリストたちの運営するポッドキャストに登場しました。 David Beebee, Tom Quayle, Dan Smith & Jake Willson による The Guitar Hour Podcastでは75分ほどに渡ってヴァイ先生のトークが聞けます。彼らの Patreon(有…

アンディ・ティモンズ 「僕の演奏力を強化したい多数の分野があることに気付いた」

新年明けましておめでとうございます。今年こそはパンデミックが収束して、せめて年後半からは少しずつライブミュージックが元に戻ることを期待します。皆が集って音楽を楽しめる日が来ますように! 当ブログは開設から10年を経過しました。これからも週1回…